致死率約60%「エボラ出血熱」の症状と感染経路

こんにちは、スチューデントドクターのひでくらてすです。

今日は『エボラ出血熱』のお話しです。2014年3月頃からアフリカで大量感染を引き起こし、現在国際的な問題となっています。

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エボラ出血熱とは?

まずは『エボラ出血熱』の基礎知識です。

エボラ出血熱はエボラウイルスにより、高熱と出血症状を呈する危険な感染症の一つです。感染した場合、必ず出血するわけではありませんが致死率が高く、国立感染症研究所の発表によると、『今回のアフリカでの大流行でも致死率は約60%にまで昇る』そうです。

ちなみにエボラというのはコンゴに流れる川の名前で、1976年に最初に確認された、エボラ出血熱患者の出身地がそのエボラ川付近だっため、そう名付けられたそうです。

エボラ出血熱の症状

エボラウイルスは私たちの体を構成するタンパク質を融解することで、その毒性を発揮します。

感染後2日から3週間程度の潜伏期を経て、急な発熱や筋肉痛・関節痛といった初発症状が現れます。その後、肝臓や腎臓の機能障害を呈し、さらに症状が悪化すると出血傾向により臓器障害を引き起こし、死に至ります。

エボラ出血熱の感染経路

エボラウイルスは、エボラウイルスに感染したコウモリやサルなどに噛まれたり、それらの血に触れたことからヒトに感染したと考えられています。

ヒト-ヒト間でも体液や血液を介することで感染しますが、空気感染はしないと考えられています。流行地では感染者の体液(排泄物も含む)に触れないことや十分な手洗いが重要になりますが、なによりもそのような場所へ行かないことが予防策としては最も重要です。


ニュース等でお聞きになっている方も多いと思いますが、2014年8月時点で『エボラ出血熱』に対する承認されたワクチンや治療薬はなく、WHOは開発中の薬剤の使用を検討しているとのことです。

外務省の海外安全ホームページではエボラ出血熱の流行地に関する最新情報を掲載しています。アフリカに行かれる機会がある方は、一度目を通されることをお勧めします。

【参考リンク】
渡航情報の検索 | 外務省 海外安全ホームページ
エボラ出血熱とは | 国立感染症研究所(NIID)

●ライター/ひでくらてす(スチューデントドクター)

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