食事すら難しくなる!? 生活習慣病の併発がコワい理由

【男性からのご相談】
高血圧だと指摘されましたが、妻が、「糖尿病の可能性もある」と警告してきます。生活習慣病は、併発する可能性があるのでしょうか? そして、もし併発したとしたら、いったい何が大変なのでしょうか? 生活習慣病の併発について教えてください。

a 1つの生活習慣病にかかっている人は、他の生活習慣病も併発する可能性が高くなります。

こんにちは、フードアナリストの鍋谷萌子です。

生活習慣病というのは、1つだけでも厄介なものです。しかし、1つの生活習慣病にかかっている人は、ほかの生活習慣病になる可能性もぐっと高くなります。

東北大学の後藤教授らが監修・編集を行ったデータのなかでは、『糖尿病になっている人のうち、40%~60%は、同時に高血圧でもある』としています。つまり、糖尿病患者の人が2人いれば、そのうちの片方は高血圧である、ということです。

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カロリーの取り過ぎ、肥満、運動不足が高血圧の主な原因

これには、いくつかの理由があります。

食べる量が多く、その結果として塩分を取り過ぎていたという人の場合、同時にカロリーを多く取っている、ということにもなります。また、肥満の場合、体の細部まで血液を届けようと、大量の血液が血管のなかに流れることになるため、血圧が高くなると指摘する声もあります。運動不足もまた、2つの症状を悪化させる原因です。

糖尿病と高血圧、さらに高コレステロールは、予防でも治療でも、共通の部分が多いという特徴があります。そのため、“何かができていないこと”によっていずれかの症状が発覚した場合、ほかの2つに関しても危険水域に達している可能性が高いのです。

生活習慣病の併発が怖い、その理由は?

生活習慣病が併発すると、合併症のリスクが高くなります。また同時に、“食事療法”にも大きな影響を与えます。

たとえば、糖尿病食を作る上で、有用な調味料として挙げられる“ダシ”や“塩”などの制約がつきます。糖尿病食の場合、諸説はあるにせよ、基本的にはカロリーを抑える方向で食事を作ることになりますが、このとき、“カロリーゼロ”である“ダシ”や“塩”は、強い味方となります。

しかしながら、高血圧を併発していた場合、このような方法が使いづらくなります。このため、食事作りの難易度が一気に上がるのです。

このような場合、自分自身だけの知識でバリエーションのある食卓を作るのは、まったくの初心者の方には少し難しいかもしれません。そのため、このような場合は、病院での食事療法指導を受けたり、市販の糖尿病と高血圧のお弁当などを参考にしたりして、勉強していくとよいでしょう。

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●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

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