ハグで心が通う!? 親離れする子どもとのコミュニケーション方法

【ママからのご相談】
少し前までは一緒にお風呂に入った息子(6歳)が、反抗期なのか、手をつなぐことさえ嫌がるようになりました。機嫌がいいときにはベタベタと甘えてくることもありますが、友達の前などではツンケンした態度を取ります。このまま距離が離れていってしまいそうで心配です。

a 子どもの親離れを受け入れ、新しい形の親子関係を築いていきましょう。

こんにちは。海外在住プロママライターのさとうあきこです。

6歳は大人から見ればまだまだ子どもですが、6歳には6歳なりの社会があり人間関係もあります。6歳前後は、家庭での子どもとしての自分と家庭を離れた友人たちの間での自分との間に、境目ができてくる年頃でもあるのです。

これは成長に従って現れる自然なサインなので心配いりません。ただ、親が親離れしていく子どもに対して不安や寂しさを感じるのもまた自然なことです。

親子が密接に関わりあう幼児期を過ぎたとき、どうやって親子の触れ合いを保っていけばいいのか考えてみましょう。

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子どもの戸惑いをしっかりと受け止めよう

子どもたちは、親の存在を否定したいわけではありません。甘えと突き離しという極端な態度に出てしまうのは、子どもが気持ちと行動をうまく加減できないためです。

子どもは幼稚園や学校という社会の中で、親の助けを借りずに友人を作り、ケンカをし、仲直りをするという社会活動を学んでいきます。ただ、それはいつもうまくいくわけではありません。この年頃の子どもは戸惑いでいっぱいなのです。

それが家庭での行動にも影響を与えます。子どもらしく甘えたい気持ちと大人らしく見せたい気持ちの両方に極端に揺れてしまうのです。

子どもが揺れているときに必要なのは、揺るがない親からの愛情や信頼です。子どもが不安定なときこそ、親はどっしりと構えて子どもをその不安ごと受け止める必要があるのです。

どうやって受け止めればいい?

子どもが何を求めているかは分かりにくいものです。対応に迷ったり心配になったりしてしまうのは、子どもが意思表示を十分にしなくなり、親の想像力でも見通しきれなくなってきているからです。

これも子どもの成長として喜ばしいことですが、問題は親側の受け止め方です。

これまでベッタリと甘えていた子どもが急に避けるようになれば寂しさや不安を感じるのは当たり前。でも、それを子どもにぶつけたり、問いただしたりするのは逆効果です。

ある心理・教育学者は、『スキンシップの増加は心の安定につながる』という研究結果を紹介しています。幼稚園で、スキンシップを含む遊びを多く取り入れることで、ケンカやかんしゃくなどの問題行動が減ったというのです。

子どもが嫌がるのを無理矢理抱きしめるのではなく、ゲームやスポーツを通じてのスキンシップだと、子どもも素直に受け入れやすいのですね。

親子や家族でのつながり方に“ハグ”を提案

たとえ甘えたがりの年頃を卒業しても、親子はいつまでも親子です。子どもらしく“抱っこ”をねだることはなくなっても、肌が触れ合い抱きしめあうことの心地よさは体が覚えています。

・「ただいま」と帰ってきた瞬間
・転んで泣いているとき
・眠りに入る前
・いいことがあったとき

など、言葉だけでなく、背中に手をまわしてギュっと“ハグ”をしてあげましょう。

最初は照れて逃げようとするかもしれません。嫌がるようならすぐに解放してあげましょう。でも、子どもは“ハグ”の気持ち良さを知っています。また、“抱っこ”でなく“ハグ”という言葉には受け入れやすい軽さがあり、徐々に“ハグ”にはまっていくでしょう。

こうして機会あるごとに“ハグ”を繰り返すことで、愛情と信頼を伝え合う習慣をつけましょう。


子どもの成長を優しくしっかりと受け止めることのできる“ハグ”。親子だけでなく、時には家族全員で“ファミリーハグ”をすることで、体の温もりを通して心の距離も縮めることができます。

“ハグ”は、助けが欲しいときに一人で抱え込まず、親を頼ることのできる子どもと親の関係を築いていくきっかけにもなるでしょう。

【参考文献】
・『子供の「脳」は肌にある』山口創・著

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●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)

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