妊婦にストレスは大敵! 切迫早産になる原因と治療法

【パパからのご相談】
妻が検診で切迫早産なので安静にと言われて帰ってきました。切迫早産とは何でしょうか? また、自分ができることはありますか?

a 油断大敵! 切迫早産を知ろう!

ご相談ありがとうございます。フリーライターの鈴木ハナコです。

自身も第2子妊娠時に切迫早産と言われ、臨月まで不安な気持ちで過ごしました。ご主人様も大変心配されていると思います。

まずは切迫早産とは何かを見ていきましょう。

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『早産』と『切迫早産』

通常のお産では37週以降の正産期での出産が望まれます。これは赤ちゃんがあまりに小さく生まれてしまうことで生じる、さまざまなリスクを避けるため。

正産期の前、妊娠22週以降37週未満の時期に出産することを、『早産』といいます。早産に至らずとも規則的な子宮収縮(お腹の張り)や出血、水っぽいおりものを自覚した場合に、『切迫早産』を疑い、検査を経て診断となります。

つまり早産の一歩手前の状態を、『切迫早産』というわけです。

『切迫早産』の原因

最大の原因は、『絨毛膜羊膜炎』と言われており、膣の常在菌が上行性感染することで起きます。絨毛膜羊膜炎が原因の場合、早産に至るのが早いため、早期発見が重要となります。『この常在菌感染をコントロールすることで多くの早産を予防することができるといわれています』(東京都/産婦人科医師)

そのほかにも、子宮頸管無力症などが原因として知られています。また、仕事や育児で妊婦の心身に負担がかかることも原因の1つと考えられています。

『切迫早産』の治療

できるだけ妊娠を長く継続させ、胎児の発育と成熟を図るような治療方針が取られます。

病院では前述の常在菌感染のコントロールのほか、お腹の張りを抑えるような薬が出されます。そして状態にもよりますが、早期の段階では自宅での安静を指示される場合が多いです。安静とはとにかく横になること。家事、外出は基本的にできません。

生活スタイルが変わってしまったり、掃除などが行き届かず夫婦ともにストレスがたまるかもしれませんが、これもわが子のため。そしてストレスも切迫早産にはよくありません。

可能な範囲で休日にまとめて家事をしたり、ご夫婦の両親などの助力を求めたり、それらが難しい場合は家事代行や食事の宅配などをうまく利用するという手もあります。もちろん夜の仲良しは厳禁です。

最後に

切迫早産が進行してしまうと入院管理となる場合があり、こうなってしまうともう病院のベッドから離れるのも制限されるような状態になりかねません。

正産期まで自宅安静が継続できるよう、できる限りサポートすることが望まれます。

【参考文献】
・『病気が見える vol.10 産科』メディックメディア出版

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●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)

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