海外旅行で気をつけたい病気や感染症9つ

こんにちは、スチューデントドクターのひでくらてすです。

みなさん、今年の夏のご計画は? 旅行などに出かけられる方も多いかと思いますが、せっかくの楽しい旅行も病気にかかってしまっては台無しです。今回は海外旅行で、これだけは注意して欲しい寄生虫や感染症、かかりやすい地域などもふまえて、ご紹介します。

さあ、旅行の前に少しだけお勉強。

水と食べ物にはもちろん注意!

旅行中にもっとも注意したいのが、“水”や“食べ物”です。特にアジア、中東、南米、アフリカなどでは、水はもちろん、肉料理などはきちんと火を通したものを食べるよう心がけましょう。

『(1)コレラ』は1〜3日程度の潜伏期を経て重度の下痢を、『(2)チフス』は2週間後くらいから高度の発熱をきたします。また、A型・E型肝炎ウイルスに感染すると、発熱や嘔吐、黄疸といった症状を呈する『(3)急性肝炎』になる可能性があります。

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暑い地域への旅行には虫除けが必須

『(4)マラリア』『(5)デング熱』はいずれも、蚊によって媒介される高熱を呈する感染症です。『マラリア』『デング熱』ともに東南アジア、中南米、アフリカなどで要注意です。また、『マラリア』は感染してから1〜4週間後、『デング熱』では5〜7日後に発症するため、帰国後に症状が出ることも珍しくありません。

旅行後の高熱でお医者さんにかかる場合は、旅行先や蚊に刺されたかどうかなども伝えましょう。

性行為で感染

『(6)赤痢アメーバ』は、近年同性愛者に多い性感染症として注目されています。主な症状は、血便や腹痛です。『(7)AIDS』や『(8)B型肝炎』は現代の医療でも完治させることができない難病です。

『AIDS』の原因ウイルスであるHIVウイルスに感染したかどうかは、日本全国ほとんどの保健所で、無料・匿名で検査ができるので、心当たりがある場合は、感染を拡めないためにも積極的に検査を受けましょう。

とにかく旅行先だからといって、羽目をはずし過ぎないように!

致死率ほぼ100%

感染してから発症するまでの1〜2か月はワクチンが有効ですが、発症すればほぼ100%死に至ります。特にインドでは、いまだに毎年3万人以上が『(9)狂犬病』で死亡しています。狂犬病は、予防接種が存在するので時間とお金が許すのなら、旅行前に摂取することをお勧めします。

私も旅行が好きで、アジアや北米、南米などを1人で旅したことがありますが、特に怖かったのがインドでの『狂犬病』です。夜中の移動中、複数のイヌに追いかけられた時は、本当に生きた心地がしませんでしたし、予防接種を打っていかなかったことをすごく後悔しました。


以上、これらの寄生虫や感染症の情報は、厚生労働省や外務省のホームページにも記載があります。旅行前でも旅行後でも、気になることがある場合は、参考にしてみてください。

【参考リンク】
感染症情報 | 厚生労働省
医療・健康関連情報 | 外務省 海外安全ホームページ

●ライター/ひでくらてす(スチューデントドクター)

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