“依存症”の定義と克服方法

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。今回は“依存症”についてお話をしたいと思います。

“○○依存症”という言葉を聞いたことがあるでしょう。何かに夢中になっていたりすると、周りの人から、「依存症だ!」言われたりするかと思います。

近年では、『スマホ依存症』なんて言葉があるくらいですから、日常的に使われていることがお分かりになると思います。

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どうなったら依存症なのか

まず、依存症がどういったものなのかを正しく知っておく必要があります。

WHO(世界保健機関)が提唱している概念が記されています。

『精神に作用する化学物質の摂取や、ある種の快感や高揚感を伴う特定の行為を繰り返し行った結果、それらの刺激を求める抑えがたい欲求である渇望が生じ、その刺激を追い求める行動が優位となり、その刺激がないと不快な精神的、身体的症状を生じる精神的、身体的、行動的な状態のこと』

分かりやすく言うと、ストレス解消や心の空虚感などを埋めるために、何かにハマリやめられなくなってしまうことです。

依存症にはどのようなものがあるのか

一般的に知られているものには下記のようなものがあります。

・ニコチン依存症
・ギャンブル依存症
・アルコール依存症
・買い物依存症
・性依存症

近年になって、『スマホ依存症』『インターネット依存症』といったものが出てきています。多くの人がスマホもインターネットも使っている時代ですから、これら2つは境界線が難しいように感じるかと思います。

しかし、他の依存症と同じで、一般的な決め手となるのは“自分や周りが困っているかどうか”というところで判断します。

依存症の根底にあるもの

依存症になってしまう大きな原因は、“寂しさ”です。

心にぽっかり穴が開いてしまったような空虚感を抱いてしまったり、大きなストレスを感じてしまうこともあるでしょう。これらの心の状態を忘れるために何かに依存してしまうのです。

行為を繰り返している間は、高揚感や満ち足りた気持ちでいっぱいになったり、ストレスを忘れることができ、逆にやめてしまうと後悔や否認行動をしてしまうといったことが起こります。これを繰り返すことで、どんどん依存の度合いが高くなってしまうのです。

恋人と別れたり、夫婦間に溝ができたりするようなことでも簡単に依存が始まってしまいます。“依存をなくしたい”と考えたら自分を見つめて、“自分は依存してしまっている”事実を認識することです。

心の内をカウンセラーに聞いてもらう

「心を強く持てばいい」なんて思う人もいることでしょう。しかし、全ての人が心を強く持てるわけではありません。人は支え合って生きているのですから。

それに高揚感と後悔が交互に襲ってくる感覚は、経験した人でないと分からないでしょう。「自分は依存症かもしれない」と感じても、自分ではどうすることも出来ないことだってあるのです。

依存症かもしれないと感じたら、心療内科への受診をおすすめします。心の奥底まで話せる人がいれば別ですが、心の内をカウンセラーに聞いてもらって、楽になることが一番です。


まずは、“自分の心に問いかけてみる”こと、“依存じゃないと否定しない”ことがスタートになります。

【参考文献】
・『史上最強よくわかる社会心理学』小口孝司・著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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