完治はナシ!? 生活習慣病が恐ろしい理由3つ

【女性からのご相談】
生活習慣病が怖いもの、というのは、何となくわかった気になっていますが、結局のところ、何が悪いのでしょうか? 私も血圧が高めなのですが、現在特に健康被害が出ているわけでもありませんし……。いまいち実感がつかみにくく、危機感がないのが本当のところです。

a 生活習慣病は忍び寄る“殺し屋”。

ご相談ありがとうございます。健康ライターの鍋谷萌子です。

生活習慣病は、“怖いもの”とされていますが、自覚症状がないため、危機感を抱きにくいという特徴があります。しかし、これこそが生活習慣病の怖さの1つなのです。

生活習慣病は、“サイレントキラー(沈黙の殺人者)”と呼ばれています(生活習慣病によって起こる“動脈硬化”を取り上げて、こう称することもあります)。生活習慣病は、自分自身では自覚することが極めて難しく、検査によって初めて“数値”として自覚させられることになります。また、たとえ“危険水域”の数字であったとしても、明確な健康被害は出にくいのです。

しかしながら、「健康被害がないから」と放っておくと、そのまま症状はどんどん進行していくことになります。この結果として、ある日いきなり動脈硬化などで倒れて、そのまま死亡したり、重篤な後遺症が残ったりする可能性が高いのです。

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生活習慣病は食事節制がつきまとう

生活習慣病は、名前の通り、“生活習慣に基づくところ”が大きい病気です。特に食事療法は大きな意味を持ちます。

厚生労働省が発表していますが、

・高血圧患者の場合、塩分量は1日に6g以下
・糖尿病患者の場合、calは標準体重×運動強度cal(軽作業は30kcal以下、立ち仕事などは35kcal以下など)
・高コレステロール値の場合、コレステロール摂取量を200mg以下

などの制限が求められます。

生活習慣病を併発している場合、これらすべてを網羅した食事療法が必要になるため、さらに大変です。

生活習慣病に“完治”はない

生活習慣病には、原則として“完治”はありません。盲腸などのように、“切り取って終わり”というものではないのです。

薬や運動療法、あるいは食事療法で数値を改善しても、その後に、また暴飲暴食などを続けていると、数値は簡単に危険水域を突破することになります。このため、節度ある生活を続けることが必要になるのです。

最後に、生活習慣病の恐ろしさを3つ挙げたいと思います。

【生活習慣病の恐ろしさ3つ】
・1……合併症が非常に怖く、しかも突然起こること
・2……かなり厳しい食事節制が必要となること
・3……“完治”がないこと


ただ、同時に日々の生活の節制を心掛ければ、発生リスクを抑えたり、改善したりすることができる、というのも事実です。今日から自分の生活を見直して、生活習慣病のリスクを減らしてみてはいかがでしょうか。

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●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

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