生活習慣病になるリスクが高まる年齢とは

【女性からのご相談】
ライフスタイルに関しては、ある程度気をつけています。そのため、高血圧とも糖尿病とも言われたことがありません。ただ、周りは、「40代になると生活習慣病が出てくるぞ」と脅してきます。生活習慣病がライフスタイルによるものだとしたら、きちんと節制していればならないのでは?

a “現状維持”だけでは将来、病気を防ぐことは難しいです。

こんにちは、健康ライターの鍋谷萌子です。

「今現在の生活で、不都合や健康状態の悪化が見られないのだから、特に生活習慣の見直しは必要ない」という人は、意外と多いものです。しかも、生活習慣病は、目に見えない状態で、自覚症状のないままで起こるからなおさらです。

しかし、“今までと同じ生活”をしていると、気づかないうちに生活習慣病になっている、という可能性もあります。

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年齢が高くなるにつれて、病気になる割合が上がる

厚生労働省が平成22年に発表した、『循環器疾患に関する状況』のなかで、これは詳しく説明されています。

30代の場合、高血圧症を患っている人は、男性だと20%を切り、女性だとわずか4%程度です。しかしこれが40代に入ると、男性は34%程度に、女性でも13%程度に跳ね上がります。男性の場合は3人に1人が高血圧症だと判断されますし、女性の場合は1つ世代が違うだけで3倍にもなっています。さらに、50代に差し掛かると、男性は58%近くに、女性は36%近くにまで増加します。

糖尿病に関しては、30代男性の場合は4.3%程度ですが、40代に差し掛かると、倍の8%程度にまで増えます。60代に差し掛かると、4人~5人に1人が糖尿病患者となります。女性の場合は男性に比べると増加ラインが緩やかで、年齢と共に多くなっていくものの、60代でも13%程度です。

高コレステロールは、50代が1つのラインとなります。男性の場合は50代だと5人に1人が、女性の場合でも10人に1人が高コレステロールの状態にあります。

ここから見えてくるものは?

年齢とともに、生活習慣病になる可能性は高くなります。これは、筋肉量の衰え、あるいは新陳代謝の衰えが原因だとも言われています。入ってくるカロリーの代謝や、筋肉の維持がうまくできず、体のなかに異常を引き起こしてしまいます。

このため、“今までは大丈夫だった生活”が、徐々に体をむしばんでいく、という可能性が考えられるのです。

健康診断がある、という人の場合はそれでも、自分自身の異常を“数値”という形で知ることができます。しかしながら、専業主婦などで、健康診断を受ける機会がないという人の場合、自覚が難しく、発見が遅れるということも……。

“健康は、現状維持では手に入らない”ということを念頭に、健康管理を徹底しましょう。

【参考リンク】
平成22年国民健康・栄養調査結果の概要 | 厚生労働省

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●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

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