マライアキャリー夫妻も!? 離婚裁判でのペット引き取り手問題

【女性からのご相談】
離婚をすることになりました。それ自体はお互い異論はなく、性格の不一致が原因での離婚であるため、慰謝料なども特になく、子どももいないため養育費も発生しません。ただ、問題になっているのがペット。私は愛犬をどうしても引き取りたいのですが、元夫も引き取りたいと言っていて……これってどうなるのでしょうか?

a 金銭的余裕や、どちらが面倒を見ていたかで所有者が決定します。

こんにちは、福祉ライターの鍋谷萌子です。

マライヤ・キャリーが離婚する際にも、8匹の愛犬の引き取り手を巡って争いがあった、と言われています。一緒に過ごしてきたペットというのは、家族と同様の存在です。そのため、離婚に際して、“どちらがペットを引き取るか”というのは、よく問題になります。

ただ、ここで一つ、大前提を覚えておいてほしいと思います。それは、“ペットというのは、子どもとは違う”ということです。いかに家族の一員としてかわいがっていたとしても、ペットは法律上はあくまで“財産”として考えられます。そのため、“親権”というものは存在せず、“財産分与”の対象となるのです。

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引き取り手を決める要素

ただ、両者とも、「ペットを引き取りたい」と言った場合、ペットが生き物である以上、“親権を決めるときの要素”がそれを決める可能性が高くなるのも事実です。

【親権を決めるときの主な要素】
・どちらが面倒を見ていたか
・今後のペットの飼育状況において、どちらがより満たされたものを提供できるか

などが主な要因になってくるでしょう。これは、子どもの親権者を決めるときの理由とも共通しています。

ただ、ペットは子どもとは違い、飼い主と明瞭な形で意思の疎通を図ることはできません。そのため、子どもの親権争いによって大きなファクターを占める“本人(この場合はペット)の意思”が見えないため、環境などによって左右されることになります。

このような形で、離婚後のペットの所有者が決められます。

ペットは“財産”という言葉だけでは割り切れない

ちなみに、ペットの場合、上記でも触れたように、“財産”の一つです。そのため、結婚後に購入したペットを引き取る場合は、原則として、ペットの価格のうちの半分を、引き取らない側に渡す必要があります(結婚前からいたペットの場合はこの限りではありません)。

ペットは“財産”の一部ではありますが、“財産”という言葉だけでは割り切れないのも事実です。双方にとって納得のいくまで話し合うことが望ましいと言えるでしょう。

【参考リンク】
離婚とペット | 名古屋総合法律事務所

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●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

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