リスクはない!? 日本人が考える“無痛分娩”へのイメージとは

【ママからのご相談】
現在、2人目を妊娠中です。1人目のときの出産は初産のためか、30時間もかかる末の自然分娩でした。だから、2人目は無痛分娩を考えています。しかし、無痛分娩のリスクを聞くたびに心が揺らいでしまい、なかなか決心できないで悶々としてしまっています。主人はどちらでもいいと言っています。何かアドバイスをお願いします。

a “自然分娩”でも“無痛分娩”でもリスクのない出産はないと捉えてみましょう。

はじめまして、こんにちは。藤じゅんです。ご相談ありがとうございます。

お2人目のご懐妊おめでとうございます! 元気な赤ちゃんの誕生が待ち遠しいですね。

私の周りでも無痛分娩を選択される方が増えてきたように感じられます。ご相談者さまも無痛分娩をご希望されているのですね。何事もそうですが、何か決断したときに不安がつきまとうことはありますよね。

ここでの2種類の分娩(自然分娩と無痛分娩)のリスクもそれぞれに存在するのではないでしょうか? また、“無痛分娩”と“和痛分娩”の定義はそれぞれの病院で違うようです。

そこで今回は、無痛分娩が主流のアメリカで日本人の出産を数多くこなしている、産科の女医が話してくれたことをお伝えしようと思います。

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日本人の“無痛分娩”への意識とアドバイス

『私のところに来院する日本人の妊婦さんは、最初必ず自然分娩を希望する人が多いですよ。でも、一応無痛分娩の説明をします。そうすると、意外に無痛分娩に転向される方も多いのですよ。きっと、日本人は麻酔に対する恐怖があるのではないかと思います。昔日本で、無痛分娩の際に打った麻酔のせいで出産した女性が植物状態になってしまったことがあったような記憶があるけど、あれは、当時の麻酔医の無痛分娩に対するキャリアの未熟さと麻酔を打った際に妊婦さんの頭が下がってしまっていて、脳に麻酔が回ってしまったのではないかと私は考えています。

アメリカでの出産は、相当なキャリアを積んだ無痛分娩専門の麻酔科医がいるから、麻酔に関して神経質にならなくても大丈夫です。そして、無痛分娩は子宮の中の傷は自然分娩と変わらないけれど、出産の際の母体疲労は自然分娩よりもはるかに抑えられると思います』(アメリカ/産科女医)

無痛分娩は、確かに産後の母体は楽ですが、その分無理をしてしまいます。子宮の中の傷は自然分娩と変わらないのに……。もしかしたら、無痛分娩をした女性は更年期障害が早く来るとか重いとか言われるのはこのせいかもしれません。そう考えれば、日本の産後の“床上げ”という言葉は女性の体をいたわる意味でとても大切ですね。

余談になりますが、私は第1子を自然分娩で、第2子以降は無痛分娩で出産をしました。今思えば、アメリカでの合理的な出産には驚かされることが多かったです。1泊2日での退院や羊水検査も15分位で終わり、カットバン貼って、「はい、おしまい」などがその例です。

ただ一つ、東洋人の赤ちゃんに多く見られる“黄疸”に関してはシビアで検査を繰り返しさせられた記憶があります。

どちらを選んでもあなたにとってはベストだと信じましょう!

無痛分娩と自然分娩、どちらを選ぶかは担当のお医者さまとよくお話して、充分納得のいく結論を出されてくださいね。また、ご主人様にも無痛分娩と自然分娩の知識を伝えて、客観的に男性の意見を聞いてみるのもいいかもしれません。

最終的にどちらを選んでも、それは、ご相談者さまであるあなたにとってベストな選択だと信じて、出産に臨んでくださいね。無事に出産を終えられたら、ぜひご一報をお待ちしています! 「母子ともに元気です!!」と。

そして、くれぐれも産後は無理をせず、借りられる手助けはどんどん借りて、ゆっくり休んでくださいね。どうぞ、お体をお大事になさってください……。

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●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

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