ビールより○○が危険!? “痛風”になるアルコールの摂取量

【男性からのご相談】
「尿酸値が高いから改善を」と医師に言われました。でも自分の体はどこもおかしくないし、健康そのもの。なぜ気を付けなければいけないかまったく分かりません。尿酸値というのは何のことを言うのですか? 結局、何に気を付けなければいけないのですか? また、痛風とは何でしょうか?

a 尿酸値とは、痛風の原因となる尿酸の数値です。ビールや白子などに含まれるプリン体を控えて、痛風を予防しましょう。

こんにちは、フードライターの鍋谷萌子です。

“痛風”という言葉を耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。しかしながら、痛風は症状として現れるまで、自覚のない人がいるのも事実です。ある日、いきなり痛みが走る、なんていうことも。

ここでは、痛風とアルコールの関係性について見ていきます。

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痛風とはどういう病気か

痛風というのは、プリン体が詰まった食品などによって引き起こされるものです。これを代謝していくと、結果として尿酸ができます。健康的な体であり、尿酸値が一定以上になっていなければ、これはきちんと溶けてなくなります。

しかしながら、体が処理できる量以上になってしまうと、尿酸は体の中に残ることになります。これは“尿酸ナトリウム”という物質になります。

尿酸ナトリウムは、針のような形をしています。しかし、この尿酸ナトリウム自体が関節を攻撃するわけではありません。尿酸ナトリウムは、体にとって“異物”であるため、感知した白血球が攻撃を始めます。このときに、熱や痛みが起こるのです。

つまり、痛風による“痛みの仕組み”自体は、風邪のときなどに起こる咳や熱と同じことなのです。

痛風とアルコールの因果関係

アルコールは痛風に悪い影響を与えますが、“アルコールを飲むこと=痛風を引き起こすこと”ではありません。例えば、痛風に悪いアルコールの代表例であるビールは、プリン体が4.35~16.65と非常に多いのですが、焼酎などですと、同じ量であっても0.03程度と、とても少ないのです。

ちなみに、悪者にされがちなビールですが、これは実は、同じ量の白子の70分の1~18分の1程度なのです。ビールを控えることも大切ですが、痛風だと診断された場合、食事の見直しも必須です。

ちなみに尿酸値が、「異常である」とされるのは、7.0mg/dlからです。また、発症年齢のピークは30代からであり、20代のころは大丈夫だったけれど……という人が多いのも事実です。


痛風の痛みはとても強烈です。“風が吹いても痛い”という名前からも分かるように、一度患ってしまうと病院に行くのも一苦労。しっかり予防に努めたいですね。

【参考リンク】
食事療法のすすめ方 高尿酸血症・痛風の食事 | 東京都病院経営本部

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●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

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