祖父母が子育て! アジア各国の育児スタイルの傾向5選

【ママからのご相談】
共働きで、子どもを朝早くから保育園に預け、食事の準備や育児は実母(子どもにとっては、おばあちゃん)に任せきりです。先日、近所の人に、「子どもがかわいそう」と言われて落ち込みました。仕事を辞めて育児に専念したほうがいいのかと悩んでいます。“おばあちゃんっ子”でも大丈夫ですよね?

a アジアでは、共働き家庭が多い。意外と普通な“おじいちゃん&おばあちゃんっ子”。

ご相談をいただき、どうもありがとうございます。女性の働きスタイル研究家のアボカドチョコです。

共働きの場合、子育てには特有の悩みがありますね。「パパ、ママが一日中遊んであげられない」という罪悪感、また、世間から、「ママは育児に専念すべき」と言われて悩むことも多いと聞きます。相談者さんは、おばあちゃんが家事と育児を手伝ってくれるとのこと、とても羨ましいです!

さて、昔から“おばあちゃんっ子”という言葉がありますが、“おばあちゃんっ子”は、近所の人が言うように本当にかわいそうなのでしょうか?

その疑問を解決すべく、「他の国ではどのように子育てしているのか」を調べてみました。日本に近いアジア各都市の育児事情を簡単に見ていきましょう。

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アジア各国では、共働きが多い

アジアには、共働きの家庭がとても多い都市が多くあります。

日本総合研究所が発表した『アジア主要都市コンシューマインサイト比較調査結果』によれば、共働き比率は、

・上海85%
・ホーチミン82%
・シンガポール75%
・バンコク67%

で、それに対して日本は41%と低くなっています。

それぞれの国では保育園やベビーシッターサービスも充実していますが、やはり、おじいちゃんおばあちゃんが育児の大半を担っている家庭が多いようです。

アジア各都市における育児スタイルの傾向

・【中国・上海】ほとんどの家庭が共働き! 育児は祖父母

中国では、共働きが一般的。中国の産休は(産前産後合わせて)約4か月間のみ、日本の育休にあたる休みはない。実家の近くに住み、平日の昼間は、おじいちゃんとおばあちゃんが孫の世話をします。

・【香港】中流家庭以上は住み込みのメイドさんを雇う

やはり、多くの家庭が共働き。産休は、産前産後で10週間。住み込みのメイドさんを月5万円くらいから雇えるので、中流家庭以上はメイドさんを雇い、家事と子育てをしてもらっています。

・【台湾】産後2か月で職場復帰。子どもは大家族に囲まれて育つ

子どもが生まれても、共働きでしっかり稼いでいこうという家庭が多いようです。産休は、産前産後で8週間。最長2年まで取れる育休は、無給。出産日前ギリギリまで働いて、産後2か月で職場復帰する場合も多いとか。赤ちゃんは、おじいちゃんとおばあちゃん、親戚に囲まれて育ちます。

・【タイ・バンコク】生まれたばかりの赤ちゃんを祖父母に預けて、共働き!

上記の国同様、女性は結婚後も働き続け、出産日直前まで働き続けるそう。産後3か月目には、赤ちゃんをおじいちゃんとおばあちゃんに預けて復職します。

・【シンガポール】祖父母と近居。住み込みメイドも雇って、共働き!

子どもが生まれても、フルタイム勤務。子どもは、おじいちゃんとおばあちゃん、そしてメイドさんに預けて出勤。国土が狭いので、祖父母と離れて暮らしていると言っても、片道1時間。

共働き家庭では、月額5万円以内で住み込みメイドさんを雇っています。外食文化が浸透しているので、「家族の夕食は、毎日外食で」という家庭も多いそうです。


日本に近い国々では、結婚・出産後も共働きを続けるパターンが多く、上記のように“おばあちゃんっ子”が当たり前になっている家庭も多そうですね。

子育てについても、日本にある“3歳神話”などの固定概念だけに縛られる必要はなさそうです。いろいろな育児環境があり、それが受け入れられる世の中になるといいなあと思います。

【参考リンク】
「アジア主要都市コンシューマインサイト比較調査結果概要」 | 日本総合研究所(PDF)

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●ライター/アボカドチョコ(女性の働きスタイル研究家)

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