食品表示のカラクリ! “無糖”や“うすしお味”の本当の意味って……

【女性からのご相談】
主人が結婚前から缶コーヒーを飲む習慣があり、砂糖のとりすぎを注意すると、「低糖にしたから大丈夫!」と言うのですが、私の味覚だととても甘く感じます。飲まないに越したことはないでしょうが、低糖と微糖ではどちらが砂糖が少ないのでしょうか?

a “低糖”“微糖”に基準はありません。

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

最近、コンビニのドリップコーヒーの人気が上昇しているようですが、缶コーヒーも特に男性には根強い人気があるようですね。缶コーヒーなどの“低糖”“微糖”や、スイーツの“甘さ控えめ”、またはスナック菓子の“うすしお”や加工食品の“塩分控えめ”など抽象的で分かりにくい表示はちょっと意識するとかなり目に留まります。

さて、その違いはなんでしょう? 実は法律で定められているものと、そうでないものがあります。今回はその辺りをご紹介したいと思います。

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“無糖”にも砂糖が入っている!?

“無糖”と表示されていると、全く砂糖が入っていないものだと思ってしまいますが、実は食品表示法では『100ml中0.5g以下』であれば“無糖”の表示ができます。

缶コーヒーは1本だいたい190g。ということは“無糖”であっても1g未満(3gスティックシュガー3分の1)の砂糖が入っている可能性があります。

この表示に気付いている人は少ないと思いますが、缶コーヒーの容量は体積(ml)ではなく重さ(g)で表示されています。mlという体積で表示すると、メーカーが缶に注入した時と、消費者が手にした時では中身(液体)の温度が違い、水は温度によって体積が変化するので、トラブルを避けるために缶コーヒーは体積(ml)ではなく重量(g)表示がされています。

“低糖”“微糖”はメーカーの認識次第

“低糖”“微糖”に関しては、メーカーが、「この甘さなら“低糖”だよね」「こっちは“微糖”だよね」と判断して表示しているだけで、法的な基準は設けられていません。

“うすしお”と“うすしお味”は違う!?

スナック菓子でよく見かける“うすしお”という文字。実はこれもよく見ると“うすしお味”と書いてあるものがほとんど。

“うすしお”と表示するには100gあたりのナトリウムが120mg以下でなければならないのに対し、“うすしお味”の表示には法的な規定がありません。メーカーが従来のものや他メーカーのものと比較し、あるいは感覚のみで“うすしお味”だと決めて表示ができるのです。

“塩分控えめ”という表記にも規定がないので、誰にとって塩分控えめなのかは消費者側の責任においての購入ということになります。


意外と知らない、曖昧な表示に惑わされないようにしたいですね。

【参考リンク】
食品表示 | 消費者庁

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●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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