老老介護の問題点と解決策とは

こんにちは、フードアナリストの鍋谷萌子です。

老老介護の割合は、今や60%を超えています。これにまつわる問題点について、現役の介護福祉士の話とデータを参考にお話をしていきましょう。

140814ootsuka

“代役がいない”という問題

私の周囲でも、いくつか同居介護に取り組んでいる家庭がありましたが、その介護が上手くいくかどうかの分水領ともなるのが、“代役”でした。主たる介護者が介護疲れを感じたとき、あるいは用事ができたときに、代役を頼める相手がいるかどうか、ということですね。

これに関してはしっかりしたデータが出ています。

「普段の介護は介護者のみで行う」と答えた回答者が65.2%でしたが、全体のうちの40.8%は、「普段は別居している娘や息子に代役を頼める」と答えていました。

このように、代役がいるというのは、介護をしていく上で、大きな負担軽減となります。

対して、「代役はいない」と答えた層もあります。これは23.7%と全体の4分の1程度です。

「健康に自信がない」と答える人は7割超

老老介護ならではの問題点として、介護をしている人も、“健康上の問題を抱えている”というケースが多いということが挙げられます。「健康に不安を覚えている」と答えた介護者は70%以上にも上り、老老介護の危うさを感じさせます。

共倒れしないための心構え

これらの状況を改善するためには、デイケアやデイサービスといった、サポートを受けるのが解決策として有効です。

デイケアやデイサービスは想像ほど高くなく、介護状態が重い人であっても、1000円~1200円で6時間~8時間の介護が受けられます。また訪問介護も、状況によってまちまちではありますが、4000円~5000円程度で受けられるケースが多いです。

このようなサービスというのは、単純に日々の介護を楽にするためだけにあるのではありません。

何かあったときに頼れる場所があるということで、ストレスも軽減されますし、何よりも他の目が入ることで、介護者の方に異常があった場合でもすぐに対応できる環境を作ることができるのです。

しかし、上記のような介護支援があるということを、“知っているけれど使わない人”と“知らない人”がいると嘆く専門家もいます。そこには、「“家族の面倒を看るのは家族でなければならない”という思いこみがあるからだ」と指摘する声もあります。

これらを利用するということは、介護者だけでなく、被介護者においてもセーフティネットとなるということは覚えておくべきです。

●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする