ベジタリアンになった理由とは?

こんにちは、フードライターの鍋谷萌子です。

健康上や宗教上の理由や環境問題など、きっかけは様々だと思いますが、“動物を殺して食べる”ということに拒否感を抱く人が選ぶ生き方を、『ベジタリアン』と呼びます。

今回は、ベジタリアンの人とそうでない人の、それぞれの主張や根拠について見ていきたいと思います。

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「可哀想」ということ

しばしば議題に上るのが、「動物が可哀想」という議論です。

イギリスの博士が、「魚は人間と同じように痛みを感じる」という論文を発表して話題になりましたが、これに対する反論として、『痛みを感じなければそれで良いのか』『命を奪うという意味では一緒ではないのか』といった意見が見られました。

“飢え”の問題

現在、全人口の7分の1程が飢餓に苦しんでいると言われていますが、先進国では、全穀物の8割程度が畜産に使用されているため、「苦しんでいる人間がいるのに、畜産を続けるのか」という問題が持ち上がります。

これに対する反論としては、『国自体が貧しく、食糧を購入するお金が無かったり、農業の技術が発達していない側面が大きいことから、“先進国が肉食を止める=飢えが解消する”という訳ではない』といった意見があるようです。

ベジタリアンは本当に健康に良いのか

野菜が豊富な食生活というのは、健康に良いと考えられています。また、カロリーが低いため、大量に食べても太りません。太り過ぎが生活習慣病などに影響を及ぼすことは、広く知られています。

野菜の摂取量が多い県では平均寿命が長いというデータもありますし、サラダを先に食べてから穀物を食べると、食後の血糖値の上昇が4分の1以下に抑えられるという実験結果も話題になりました。肌のハリやツヤを保つ上で必要不可欠なビタミンCなども、野菜に大量に含まれています。

しかし、一方では、『肉などを殆ど摂らない生活していた女性が出産した場合、先天的な障害を持つ確率が3倍になる』とも言われています。

いくら野菜が健康に良いとは言え、やはり、バランスの取れた食生活こそが、健康維持においては重要ではないでしょうか。

【参考文献】
・『フードアナリスト検定教本4級』日本フードアナリスト協会・編

●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

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