メタボ人口の倍!? ロコモティブシンドロームになる人の実態

【女性からのご相談】
体を動かすのが大好きな主人には全くついて行けない私です。家の中で小物を作ったり、料理をしたりするのは大好きなのですが体を動かすとなると嫌で仕方ありません。でも最近、「運動しないとロコモになる」と言われ、気になっています。

a 平均寿命には寝たきり期間も含まれています。

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

メタボの次はロコモ!? とちょっとウンザリしていうかもしれませんね。日本は長寿国と言われていますが、実は平均寿命に対し、自分で動いて自分のことが全てできる健康寿命が短いことが問題となっているのです。

2013年の総務省の調査では、『平均寿命が女性86.6歳、男性80.21歳ですが、他の人の支援、介護なしで生活が出来る健康寿命は女性73.62歳、男性70.42歳』という結果がでました。この調査を平均すると何らかの原因で体が自由に動かなくなり、他の人の支援や介護が必要な生活が10年〜13年続くという現象が起きているのです。

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ロコモティブシンドロームってなに?

ロコモティブシンドロームとは運動器症候群とも言われ、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれかが、あるいは複数に障害が起こり、歩行や日常生活に何らかの支障をきたしている状態を言います。2007年に日本整形外科学会が、人類が未だ経験したことのない超高齢社会・日本の将来を見据え、このロコモティブシンドロームという概念を提唱しました。

メタボとロコモ

メタボリックシンドロームは正しい理解は別として、その名前の認知度はかなり高くなりましたが、ロコモティブシンドロームについては2014年3月時点でまだ36.1%の認知度しかありません。しかし、メタボリックシンドロームと診断された人が約2,000万人に対し、ロコモティブシンドロームと診断された人は4,700万人と倍以上にのぼっています。

筋肉は1年で約1%減少する!?

私たち、人間の筋肉は20歳をピークに何も運動をしなければ、部位によって違いはあるものの、平均すると1年で約1%減少すると言われています。

減少して弱くなってしまった筋肉では関節や骨をしっかり支えることができずに、変形性膝関節症や変形性腰椎症といった関節の変形を招いてしまいます。その結果、立ったり座ったり歩いたりといった日常的な動きに支障が出て、支援や介護と言った人の手が必要な生活になってしまうのです。

筋肉は何歳からでも鍛えることができます。毎日できるだけ歩くようにして、週に2回は20分から30分の運動を心がけましょう。

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●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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