風邪やインフルエンザの予防に“うがい”は効果的なのか?

【ママからのご相談】
風邪やインフルエンザの予防にはうがいが良いと効いたことがありますが、本当に効果があるのでしょうか。最近インフルエンザの予防にうがいは必要ないというようなこともテレビで見かけたのですが、本当はどっちなのでしょうか。

a 風邪の予防には効果○、インフルエンザの予防には効果△。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

季節の変わり目で風邪をひく人も増える時期になりましたが、これからが風邪のシーズンになります。本格的な冬到来の前に、ぜひ手洗いとうがいで風邪を予防したいですね。

そこで今回は特にうがいに注目し、“うがいの効果”と“うがい薬の要否”についてお話をしたいと思います。

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うがいの効果

これまで、うがいの風邪やインフルエンザの予防にうがいは、「気休めだ、科学的な根拠はない」と言われてきました。しかし、最近になって風邪に対する予防の有用性について、科学的実証されました。

これは、京都大学の研究グループによる冬場の2か月間うがいを行ってもらい、風邪の発症率を見る追跡調査(2年間実施)によるものです。“何もしない群”と“水うがい群”と“ヨウ素系うがい薬群”の比較を行った結果、水うがい群の風邪発症率が約40%減りました。

この結果からも、うがいをすることによって、喉に付着した細菌・ウイルスを洗い流し、増殖を防ぐことができるため、うがいは風邪対策の基本だと言えますね。また、うがいは風邪予防だけでなく、食べカスを洗い流すことで口臭を防いだりや虫歯や歯周病の予防にもなります。

うがいに“うがい薬”は必要か?

まず、うがい薬は必要なのかどうかという点ですが、これは賛否両論です。

前述の京都大学の研究報告では、“ヨウ素系うがい薬群”も比較して調査していますが、対照群と差がなく、はっきりと予防効果があるとは言えないという結果が出ました。この原因として、ヨウ素系うがい薬の殺菌効果によって口腔内に存在する常在菌(正常な細菌)まで殺菌してしまい、口腔内の細菌バランスが崩れてしまったためではないかと推測されています。

しかし、一方で、風邪予防にはうがい薬が有効であるという結果も示されています。

少し矛盾する結果が出ていますが、うがいを行って悪いということはありません。従って、インフルエンザや風邪の流行期はヨウ素系うがい薬で喉に付着した細菌やウイルスをより確実に殺菌して洗い流すようにし、流行期以外は、健康維持目的で水うがいをするように使い分けると良いでしょう。

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●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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