「インフルエンザ」と「風邪」の見分け方

【ママからのご相談】
そろそろインフルエンザが気になる季節ですが、いつも迷うのがただの風邪なのかインフルエンザなのかということです。インフルエンザと風邪の見分け方ってあるのでしょうか。症状の違いなど特徴的なことがあれば教えてください。

a インフルエンザの特徴は突然の高熱です。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

秋から冬にかけて、インフルエンザや風邪が気になる季節ですね。インフルエンザと一般の風邪は分けて考えるべき感染症です。しかし、両者は症状が似ているため、インフルエンザをただの風邪だと勘違いして治療が遅れてしまうことが多いのです。

そこで、インフルエンザと風邪の見分け方をまとめたいと思います。

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インフルエンザの基礎知識

国立感染症研究所によると、インフルエンザとは、以下のように定義されています。

『インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症で、一般のかぜ症候群とは分けて考えるべき重くなりやすい疾患である』

日本では毎年11月ごろから3月ごろまで流行し、4月ごろに患者数が減少していくというパターンを示しますが、その年によって流行程度やピークの時期が異なります。

インフルエンザウイルスにはA、B、Cの3種類がありますが、いわゆる季節性インフルエンザと呼ばれ、大流行するのはA型です。B型、C型は、すでに免疫を持っている人が多く、罹患(りかん)しても重症化する可能性は少なく、ただの風邪程度の症状で終わることが多いとされています。

インフルエンザの3大特徴と普通の風邪との違い

インフルエンザの3大特徴は、次の通りです。

・突然の高熱(38〜40度)
・悪寒
・関節痛、筋肉痛

この他にも倦怠感、頭痛なども伴う場合もあります。

普通の風邪は、鼻水、咳、くしゃみなどから症状が出始め、症状の進行はゆっくり、そして悪寒が少なく、関節痛などの全身症状がないのが特徴であるのに対し、インフルエンザは突然の高熱、強い悪寒、頭痛、筋肉痛などが起こり、急激に症状が悪化するのが特徴です。

これらの症状の出方の違いを初期の判断材料にして、普通の風邪とは違うと感じたらすぐに医療機関を受診するようにしましょう。

インフルエンザウイルスは、症状が出てから2、3日後に最もウイルス量が多くなります。インフルエンザは感染してから1〜3日という短い潜伏期間を経て、発症します。発症から1〜3日のうちに、インフルエンザの3大症状が現れ、その後、鼻水、くしゃみ、のどの痛みなどの風邪と良く似た症状が現れます。

インフルエンザには抗インフルエンザ薬が有効ということは良く知られていますが、これはウイルスの増殖を抑える薬です。

インフルエンザ発症から48時間以内に治療をスタートすれば、重症化を防げる可能性が高くなるというものですので、それ以上経過してしまうと薬の効果が薄れてしまいます。全く効果がないというわけではありませんが、やはり早期発見、早期治療が重症化を防ぐカギとなります。


高齢者や幼児、基礎疾患(慢性的な病気)を持つ人がインフルエンザを発症した場合、肺炎やインフルエンザ脳症を合併する場合もあり、最悪の場合に死に至るケースもあります。インフルエンザと思われる症状を自覚したら、なるべく早く受診するようにしましょう。

【参考リンク】
インフルエンザとは | 国立感染症研究所

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●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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