レントゲンとは違う? MRI検査を受けるメリット&デメリット

【ママからのご相談】
もともと腰痛持ちだったのですが、産後に腰の状態が悪化してヘルニアになりました。そのとき病院でMRI検査をしました。MRI検査を受けるメリットやデメリットについて教えてください。

a MRI検査は脳の検査や癌のスクリーニング、ヘルニアの診断などに用いられます。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

病院で、突然MRI検査やCT検査が必要だと言われると驚きますよね。これらの検査は、レントゲンだけではわからない体の不調を調べるための画像診断機器です。MRI検査は時間がかかりますが、レントゲンやCT検査のように放射線を使わないので妊婦さんや子どもにも使える検査です。

今回は、このMRI検査について、どのような検査なのか、どういうことがわかるのか、メリットやデメリットについてご紹介したいと思います。

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MRI検査とは

MRIとは、『Magnetic Resonance Imaging』の略で磁気共鳴画像と呼ばれています。MRI検査は、レントゲン検査やCT検査のようにX線(放射線)を使うことなく、その代わりに強い磁石と電波を用いることで、さまざまな角度から体の内部の様子を断面像として画像化することができる検査です。

いつ使うのか、なぜ使うのか

レントゲン検査は、1回の撮影につき1枚の写真しか撮れないため、患者さんによってはレントゲン検査だけでは、詳しく体の状態が判らない場合があります。そのため、さまざまな角度から体の様子を探ることができるMRI検査を使うことがあります。

MRI検査というと、脳梗塞や脳腫瘍などの脳の病気だけを調べるものだと思われている人も多いのですが、内臓疾患の診断などにもよく使われます。例えば肝臓がん、膵臓がん、卵巣がん、子宮筋腫、前立腺がん、椎間板ヘルニア、靭帯断裂などの診断にMRI検査が使われることがあります。

MRI検査のメリットとデメリット

メリット

・放射線の被ばくがないため、子どもや妊婦さんの検査にも適している
・どの部位でも検査することができる
・横断、縦断などどんな断面でも画像を得ることができる
・断面画像だけでなく、血管だけを画像化することもできる
・病変部と正常組織のコントラストがはっきりしていて見やすい

デメリット

・骨や肺の抽出は苦手としているため、CT検査も併用する場合がある
・検査に時間がかかる(30分〜1時間)
・ペースメーカーを埋め込まれている患者さんは磁場に影響がでるため使用できない
・トンネルタイプの機器の場合、狭い空間に入るため閉所恐怖症の患者さんに不向きである(病状によってはオープンタイプの機器で代用可能)


ドイツの物理学者がX線を発見したのが1895年。レントゲン検査には120年以上の歴史があります。一方、MRIは1973年頃に発見された技術で、わずか40年ほどの歴史です。MRI検査ができるようになり、レントゲン検査やCT検査ではわからなかった情報を得られるようになりました。

しかし、MRI検査も万能ではありません。MRI検査もCT検査も、レントゲン検査もそれぞれメリット、デメリットがあるので、治療に必要な情報を得る場合には、患者さんの病気の状態に合わせて検査方法を変更したり、併用する場合があります。

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●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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