身体ナビゲーションVol.27「鼻呼吸のメリット」

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

“鼻”については今回が最終回です。鼻の機能や匂いのこと、ある程度お分かりいただけたでしょうか? なんといっても鼻が一番使われるのは呼吸のときですが、実は今、鼻呼吸ではなく口呼吸をする人が非常に増えています。

私たち、人間の機能から見ると口からでももちろん酸素を取り込み、二酸化炭素を吐き出すと言った基本的なことはできるのですが、なぜ、口呼吸が良くないのかをご紹介したいと思います。

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呼吸をチェックしてみましょう

私たちは無意識に呼吸をしていますが、気が付くと口を開けて口呼吸になっている人も少なくないのではないでしょうか? 以下の項目のうち、どれか1つでも当てはまる人は口呼吸になっている可能性があります。

・朝、起きると口の中が乾いている。または唇やのどがヒリヒリする
・夜中にのどが渇いて目が覚めることがおおい
・口の中が粘ついて気持ち悪く感じることがある
・自分の口臭が気になることがある
・集中したときなどに口が開いていることが多い
・テレビを見ているときなどに口が開いていると指摘されたことがある
・口内炎ができやすい

なぜ、口呼吸ではいけないのか

唾液には殺菌作用があるため、口呼吸をしていると口の中全体が乾燥して口内の細菌が繁殖しやすくなり、歯周病や虫歯、口臭の原因にもなります。また、鼻呼吸では鼻腔が吸った空気を加湿して温めたり、異物を除去したりするエアフィルターのような機能がありますが、口で空気を吸うとダイレクトに空気中の雑菌や異物を体内に取り入れてしまうことになります。

他にも眠っているときに口呼吸であると、口を開いて寝ることになり舌の位置がのどの方に下がるため、いびきをかきやすくなり、ひどくなると睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。

口呼吸になる原因と対策

姿勢が猫背になりやすかったり、食事をするときによく噛まずに食べたり、柔らかい食べ物を好み、噛みごたえのある固い食べ物をあまり食べない人は、口周辺の筋肉が緩むことにより、口呼吸になりやすいので注意が必要です。

今まで口呼吸であった人が、急に鼻呼吸に変えるのは難しいことかもしれません。食事に噛みごたえのあるものを必ず一品は加えて、しっかり噛むことを意識して食べるようにしたり、顔の筋力をアップさせるよう口を大きく開けたり舌を上下左右にしっかりと動かすようなトレーニングをするとよいでしょう。

また、睡眠時は鼻を出した状態で口をマスクで覆い、自然と鼻で呼吸するように促します。マスクで口を覆うと喉の乾燥が改善されるので、風邪の予防にも繋がります。


空気が乾燥する時期はぜひ、ご自身やご家族の呼吸が鼻呼吸か口呼吸なのかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

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「身体ナビゲーション」シリーズ一覧

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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