日本版ISA『NISA(ニーサ)』の知っトク情報7つ

【女性からのご相談】
20代の主婦です。最近、新聞やテレビCMなどで目にする『NISA』って何でしょうか? 「100万円まで非課税」というお得そうなキャッチフレーズを耳にして、私も投資を始めたいと思っています。何がお得なのか詳しく教えてください


ご質問ありがとうございます。ママファイナンシャルプランナーの木村由香里です。

来年度からスタートするこの新しい制度について、一緒におさらいしていきましょう。

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『NISA』とは?

2014年1月からスタートする、「少額投資非課税制度」です。イギリス発祥の個人貯蓄口座『ISA』の制度を参考にしたので、“NIPPON(ニッポン)版ISA”ということで『NISA(ニーサ)』と呼ばれています。専用のNISA口座で購入した株や、投資信託の配当金と譲渡益が非課税になる制度です。

貯金の利子にも税金が掛かっている事実

現在は、上場株式等の配当金と売却益に対して、10%の税金が掛かっています。株などで儲けた分から10%は税金で引かれてしまうのです。

身近な例では、銀行に預けている定期預金の利子からもきっちり20%の税金が引かれているのを、通帳記入で目にしたことはありませんか? 低金利の今、利子がわずか20円なのに、20円の20%である4円が所得税として引かれてしまうのです。

今年いっぱいは、株や投資信託などはこの所得税の税率が10%に軽減されています。預金の利子などに比べて10%税率が少なかったわけです。この軽減税率は今年度末で終了してしまいますので、来年からは20%の税率に戻ります。

さらに細かい話をすると、復興特別所得税として2.1%が上乗せされるので、実際は20.315%の税率となります。もちろん、預金の利子等も同じく2.1%の上乗せで20.315%の税率です。もう小数点第3位まで出てきて、細か過ぎて頭が痛くなってきますね。今回はわかりやすくするために、20%で説明を進めさせていただきます。

NISA登場の背景

今年度で終了する軽減税率のかわりとして、NISAが生まれました。今までの10%税率と比べて、NISAは完全に“無税”です。年間100万円までで5年間と制限はありますが、このお得な制度を若い方ほど利用しない手はないと思います。

NISAの特徴とは

NISAの主な特徴は、次の7点になります。

(1)日本に住んでいる満20歳以上の方なら利用可能
(2)1人1口座のみ
(3)口座開設可能期間は2014年から2023年までの10年間限定
(4)年間の投資額の上限は100万円まで(未使用枠の繰越不可)
(5)上場株式と上場投資信託(ETF)、不動産投資信託(REIT)、株式投資信託等が対象
(6)配当金と売却益が5年間非課税
(7)口座内の損益について確定申告の必要なし

慌てなくても大丈夫

NISA口座は1人1口座しか開設できませんので、ユーザーを獲得したい銀行や証券会社は宣伝活動やキャンペーンを活発にしています。ただし、投資に焦りは禁物です。金融機関によって取扱商品が異なりますし、投資信託の配当金の取り扱いも異なります。また、金融機関によっては、まだはっきりと決まっていないことも多いのが現状です。


パピマミにも、NISAについてのご質問がたくさん寄せられています。次のご質問では、来年度のNISAスタートの前に、「今できること」と「注意すべきこと」についてお話していきたいと思います。

しっかり制度の特徴を知って、適した投資方法を選択していきたいですね。

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●ライター/木村由香里(ファイナンシャルプランナー)

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