身体ナビゲーションVol.26「鼻炎と副鼻腔炎の種類」

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

前回は『匂いを感じるメカニズム』をご紹介しましたが、「匂いが物質!?」と驚かれた人もいたことでしょう。さて、その匂いが分からなくなってしまうのが、鼻の病気。

花粉症などで知られるアレルギー性鼻炎をはじめとする鼻の病気は、鼻水、鼻づまりと日常生活に支障が出る症状が多いですよね。この鼻の病気はひどくなると耳や喉などにも影響してくるので、早めの治療を心掛けたいものです。

141114sayuri

鼻炎の種類2つ

鼻水が出たり、鼻が詰まったりと憂鬱な症状が特徴の鼻炎には、急性と慢性の2種類があります。

(1)急性鼻炎

急性鼻炎とは、一般的に“鼻風邪”ともいわれるもので、数日から2週間ほどで回復します。普段から神経質なほどに鼻の掃除をして鼻粘膜を傷つけていたり、空気が汚染された環境で生活する人や、抵抗力の弱い子どもなどに起こりやすい病気です。

鼻水や鼻づまり、くしゃみといった症状が一般的で、多くの場合、風邪に伴って起こるため、咽頭痛や咳、発熱、食欲不振、頭痛を伴うことがあります。ひどくなると、粘膜の腫れが耳管を通って中耳の粘膜へ達し、中耳炎や副鼻腔炎を起こします。また、咽頭炎から気管支炎を起こすこともあります。

(2)慢性鼻炎

鼻の粘膜が慢性的に赤く腫れている状態で、急性鼻炎が繰り返されると、症状が慢性化してしまいます。これが慢性鼻炎です。

慢性鼻炎はアレルギー性のものや、鼻腔の粘膜が厚くなる“慢性肥厚性鼻炎(まんせいひこうせいびえん)”などがあります。また、ホコリの多い場所やガスが発生するような工場でマスクもかけず長時間働いている人もかかりやすくなります。

鼻水、鼻づまりが主な症状で、その鼻水の粘性が強く全部を出し切れない場合は、喉に落ちて痰として排出されます。さらに鼻水が鼻腔内にたまり、そこに細菌が感染すると膿性になります。鼻の詰まり方は症状が軽かったり、重かったりしますが、重い場合は頭がぼんやりすることもあります。

副鼻腔炎の種類2つ

副鼻腔炎にも急性と慢性の2種類があります。

(a)急性副鼻腔炎

細菌やウイルス感染によって副鼻腔に起こる炎症で、通常は1週間から2週間程度で治ります。頭痛や顔面痛などの症状が起きます。

(b)慢性副鼻腔炎

急性副鼻腔炎が長引いたり、繰り返されたりすることで、3か月以上症状が続いてしまっている状態です。蓄膿症(ちくのうしょう)とも呼ばれます。

副鼻腔に膿がたまることにより、膿性の鼻水、頭痛、顔面痛、頭が重いような感覚などの症状が見られ、慢性化すると注意力が散漫となったり、記憶力が減退することもあります。原因はウイルス感染、アレルギー体質、先天的に鼻腔が炎症を起こしやすい体質などが考えられ、症状によっては手術が必要な場合もあります。


どちらも慢性化してしまうと、生活に支障をきたす場合があるので、早めの受診が肝心ですね。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

【関連コラム】
「身体ナビゲーション」シリーズ一覧

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする