妊娠中の「便秘」と「痔」を防ぐ食生活のススメ

【ママからのご相談】
今、妊娠中期です。すごく恥ずかしいのですが、便秘がひどくなりつつあって痔にもなりそうです。病院にはもちろん、夫にもまだ言えません。どうしたら便秘と痔を防ぐことができるでしょうか?

a まずは食物繊維の多い食事とマッサージを!

ご相談ありがとうございます。妊娠中は便秘が加速し、痔が悪化した経歴をもつライターの川中利恵です。

妊娠中は子宮が膨らみおなかが重くなっていくため、直腸や肛門が圧迫され、便秘や痔になりやすくなります。私も例に違わず便秘と痔に苦しめられ、トイレに行くたびいきみ、出血し、おなかの圧迫感に食欲がなくなり貧血にもなってしまいました。最終的には産院で便秘薬をもらい、何とかしのいで出産に挑んだ記憶があります。

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改めて確認しよう! 便秘と痔の定義

・便秘

便秘は、3〜4日便通がなく不快や苦痛を感じる状態です。1日1回とよく聞きますが、体質や食べる量によって便の量も異なるので3日程度便通がなくても、便秘ではないので気にしなくても大丈夫です。一般的に、つわりなどで食べる量が減るときなどは便通の頻度が落ちる傾向があります。

・痔

痔は、肛門の周りの静脈がうっ血してイボのようなものができてしまう場合と、便が固いため粘膜が切れて出血してしまうケースがあります。

便秘と痔の切っても切れない関係

便秘が長く続くと痔になりやすくなります。そして、トイレで長時間いきむのも、うっ血を進める原因となるのでNGです。痔を予防する最良の方法は便秘にならないことなのです。

つまり、便秘を予防し、肛門を清潔に保てば痔を予防することができます。

少しでもイボができてしまった場合は特に排便後にシャワートイレで洗い流す、清浄綿などで拭くなど、毎回患部を清潔に保つようにしましょう。入浴時、体を温めながら、患部を指で優しくマッサージするのも痔の予防になります。

最大の敵、便秘から身を守る食生活

妊娠していなくても、便秘は苦しいもの。おなかが膨らみ、圧迫される妊娠中であればなおさらです。1週間以上便秘が続く状態であれば、妊娠中でも使用できる便秘薬を病院で処方してくれます。恥ずかしい気持ちはわかりますが、我慢せず、産院で相談してください。

とはいえ、できれば薬には頼りたくないものです。便秘の予防は、まず意識して水分を多めにとること、食物繊維を含む食材を食べることが第一です。ゴボウなどの根菜やわかめなどの海藻、キノコなどに食物繊維が多く含まれています。

また、生活習慣を整えることも便秘予防には必須です。朝の起き掛けに必ず牛乳や飲むヨーグルトなど、冷たいものを飲むようにすると、腸を刺激して便意を促すことがあります。また、散歩をするなど軽い運動を続け、排便の習慣を崩さない生活を意識してみてください。


私自身は妊娠前から便秘気味でしたので薬に頼らざるを得ませんでした。でも薬も腹痛は起きるし、タイミングを誤り、「せっかく飲んだのに効果がない!」ということもありました。

できる限り、食事と規則正しい生活で便秘と痔の危機から脱出できることを心よりお祈りします。そして、便秘や痔で苦しむ妊婦さんは少なくありません。恥ずかしがらなくても大丈夫! 我慢せずに病院で相談してくださいね。

【参考文献】
・『妊娠、出産、お母さん!』松峯寿美・著

【関連コラム】
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●ライター/川中利恵(在宅ワーカー)

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