「目やに」が多い人に考えられる病気4つ

【ママからのご相談】
小学5年の娘がいます。最近、娘の目やにが増えているようで気になります。特にかゆみもないようなのですが、放っておいても大丈夫でしょうか? 私も仕事をしていて、なかなか休めないので、気になりつつも、もう一週間くらい経ってしまいました。

a 目やにの原因はさまざま。

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

さて、この時期(11月)の目やにというと、イネ科の植物のアレルギーがまず頭に浮かびますが、実は目やにの原因はアレルギーからストレスまでさまざま。

お仕事が終わる時間には病院も終わっているからネットで……と思われてのご相談かと思いますが、まずはできるだけ早く病院で受診してください。私たちは情報の提供はできても診断や治療はできません。

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そもそも目やにって何?

医学用語では、目やにのことを“眼脂(がんし)”と呼びます。“眼脂”は、結膜や角膜上皮から分泌される、ムチンという成分が主となっている粘液に、涙や血管から漏れた血液細胞、まぶたからの老廃物やほこりなどが混じりあってできています。

目覚めているときは、それがまばたきによって、涙と一緒に目がしらにある涙嚢(るいのう)と呼ばれる袋状をした部分に洗い流されますが、寝ているときは、まばたきをしないため、この作用が起こらず目頭や目尻にたまってしまいます。これが、いわゆる目やにというものです。

目やにが増えると考えられる病気4つ

(1)アレルギー性結膜炎

冒頭でもお話ししましたが、11月ごろは、セイタカアワダチソウなどのイネ科の植物のアレルギー性結膜炎を起こす人が増えます。いわゆる花粉症と呼ばれるものであれば、時期的なものですが、アレルギーの原因がホコリであったりすると、年中つらい思いをすることになります。

また近年、コンタクトレンズがアレルギーの原因となりうることも分かってきました。

(2)細菌性結膜炎

結膜炎は一般的に充血、目やに、かゆみ、涙目、ゴロゴロする異物感などの症状があらわれます。黄色ブドウ球菌などに感染して起きる細菌性結膜炎は、黄色い膿のような目やにが特徴です。また疲労やストレスで免疫力が弱くなっていると慢性化することもあります。

(3)ウィルス性結膜炎

アデノウィルスなどに感染して起きるウィルス性結膜炎は、まぶたが腫れて充血し、目やにや涙がたくさん出たりするほか、耳の前にあるリンパ節にしこりができることもあります。

(4)涙嚢炎

涙道が詰まって、涙道にある涙嚢という小さな袋が細菌感染を起こしたのが涙嚢炎です。鼻の辺りが腫れて痛みが生じ、目は充血して赤くなり、涙が止まらずに目やにが出ます。ひどい場合は熱が出たり、顔の半分が腫れたり、目頭を押すと目から膿が出ることもあります。

いずれにしても早めの受診を

自宅付近や通学路、学校近辺にセイタカアワダチソウなどのイネ科の植物がないか? 運動会の練習などでほこりが目に入り、それを汚れたままの手でこすったことはないか? など、お子さんにいろいろ聞いた上で、早めの受診をおすすめします。

初期症状のうちに受診すれば、何度も通院しないで済むでしょうから、仕事への支障も少ないかと思います。

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●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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