進行が早い熱中症への素早い対処法

こんにちは。スポーツトレーナーのKEIです。

熱中症は、どの程度の水分不足でどんな症状が出てくるのでしょうか。

水分が体重に占める割合の内、たった2%減少することで、のどの渇きが始まるといわれています。その後、3%減少で喉の強い渇きや集中力低下、4%で顔が赤くなったり、強い疲労感、イライラするなどの精神面の変化、尿の量が減少したり濃くなったりするなどの症状が現れます。

さらに、5%減少すると、頭痛や全身倦怠感、8%~10%では、けいれんを起こしたり意識がなくなったりするなど、危険な状況におちいります。

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熱中症が疑われたら、すぐに対処しなければ命に関わる

熱中症は、1968年~2009年の42年間で、7629件の死亡者数を出していて、非常に危険な症状なのです。気象条件が悪い年には死亡者が増加し、多い年には923件もの死亡者が出ているのです。若年層はスポーツ時の発生が多く、高齢になると室内で熱中症にかかることが多いです。また、体温調節が未熟な乳幼児にも多く起こります。

熱中症は症状が出てからの進行が早いので、素早い対応が命を守るカギとなります。

(1)熱中症の症状が出た場合、まず意識の有無を確認しましょう

その際に意識があったとしても、言動がおかしい場合(意識混濁)がありますので要注意です。

意識があるから大丈夫だと思って涼しいところで休ませていたら、急に状態が悪くなり命を落としてしまうということも起こりえます。必ず、呼びかけに対してしっかり対応できるかどうか確認しましょう。

(2)意識が無い時や、言動がおかしい場合は、すぐに救急車を要請しましょう

その後、涼しい場所への搬送し、衣類を緩めたり脱がせたりします。水場が近くにあるようであれば体に水をかけて、氷水を脇の下や首、大腿のつけねなどにあて、体温を下げさせます。

意識が無かったり言動がおかしかったりする場合、無理に水分を摂らせようとすることは禁物です。気管に水分が入ってしまう危険性があるからです。

(3)意識があり、呼びかけの対応もしっかりできるようであれば、様子を見ましょう

まずは涼しい場所に移動させ、水分をしっかり摂らせます。もしその際に吐き気などがあり、水分を自分で飲めないような状態であれば、医療機関へ搬送して点滴治療などを受けます。自分で飲めるようであれば、冷たく冷やした飲み物を摂らせるようにしましょう。

その後の運動は控えます。休んでいても状態が改善しない場合は、一度医療機関でみてもらう必要があります。

予防も大切です

熱中症にならないように、風通しを良くしたり、衣服を調整したりすることで体温調整を助け、こまめな水分補給を心がけましょう。

喉が渇いたと思う時には、体は脱水状態です。喉の渇きを感じる前に水分補給をするのが、熱中症予防になります。

●ライター/KEI(スポーツトレーナー)

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