“5つの顔色”でわかる不調部位とその原因と対処法

こんにちは。国際中医薬膳師の坂本雅代です。

今日は中医学の観点から、顔色が悪くなる原因と対処法をご紹介します。

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中医学から考える5つの顔色

中医学では顔色と内臓の働きには関係があるとされ、五臓に不調があると顔色が悪くなると言われています。

(1)顔が青い

・原因

皮膚の色が青みを帯びていたり、眉間やこめかみに青筋が目立ったりする人は肝の不調が疑われます。皮膚が青っぽくなるのは血液が汚れて黒ずむため。肝は血液の浄化機能を司るので関係が深いのです。

・対策

対策は血行を良くすること。適度な運動や入浴のほか、肝はストレスを受け止める臓器なので、深呼吸したり気分転換をしたりすることも大切です。

血液を増やし肝の機能を正常にするために、

・人参
・ほうれんそう
・レバー
・あさり

などの造血力の高い食材がお薦めです。

(2)顔が赤い

・原因

いつも赤らんでいる人は心=心臓の不調が疑われます。心は血液循環を司り、体温を調整しますが、不調があるとうまく循環できないため、上半身は熱いのに下半身は冷たくなります。

・対策

対策は、軽い運動で血管を強化すること。散歩やストレッチなどのごく軽い運動は心臓を丈夫にする手助けになります。

食べ物は血液をサラサラにする効果が高いものが多い赤い食材を。

・トマト
・いちご
・小豆
・豚の心臓(ハツ)

などがお薦めです。

(3)顔が黄色い

・原因

皮膚の色が黄色みを帯びているのは胃腸の働きが落ちていることが多いです。胃腸が弱いと栄養の吸収がうまくいかず、血管が脆くなり、血液の色を反映する皮膚は赤みが薄くなり、黄色みを帯びます。

・対策

対策は刺激になる冷たい飲食物を控え、消化の良いものを選ぶほか、咀嚼回数を増やして消化吸収を良くすること。

胃腸に効くのは、

・かぼちゃ
・とうもろこし
・さつまいも
・大豆

など。甘い物を好む傾向がありますが、自然の甘味で摂るように。

(4)顔が白い

・原因

肺が弱いと、顔色が白っぽくなります。呼吸器が弱い人は色白で肌が弱い傾向にあり、皮膚が弱い人はメラニン色素を作る能力も低い傾向にあります。また、貧血傾向がある人も白っぽくなります。

・対策

乾燥する季節は特にマスクをするなどの保湿対策のほか、口呼吸をしている人は鼻呼吸を。

食材は肺を潤す、

・大根
・キャベツ
・じゃがいも
・玉ネギ
・白ゴマ

など。辛い物を好む傾向がありますが、香辛料は発汗を促して皮膚の抵抗力を下げますので、ほどほどにしましょう。

(5)顔が黒い

・原因

顔が黒ずんでいる人は腎の不調が考えられます。腎はろ過機能と体内の水分量を調節する器官。ろ過機能が停滞すると老廃物が停滞し、皮膚の色が黒ずみます。腎は生命エネルギーを司る臓器。あらゆる老化現象が関係します。

・対策

対策は足腰を鍛え、汗をかくこと。足腰を鍛えることで腎を鍛えることもできます。余分な水分を排出させるために汗をかくこともお薦めです。

食材は、

・黒ゴマ
・ひじき
・ごぼう
・山芋
・牡蠣

など。血を補い陰に偏ったカラダを温める効果があり、黒い食べ物は老化を防ぎ、長寿の薬になります。


第一印象は3~5秒で決まると言われますが、顔色が悪いと不健康そうに見えますよね。普段から顔色もチェックして、「いつもとちょっと違うな」というときは参考にしてみてくださいね。

【参考文献】
・『顔を見れば病気がわかる』猪越恭也・著

【関連コラム】
寝相でわかる体の状態6つ

●ライター/坂本雅代(国際中医薬膳師)

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