本当にあった「ママカースト制」の体験談5選

【ママからのご相談】
年少の娘がいます。3月生まれなので、他の子と比べて小柄で少し遅れているところがあります。

先生からは、「早生まれのお子さんですから、焦らないで見守りましょう」と、いつもフォローをしていただいているのですが、年少のママたちからは、「早生れは大変ね~普通の子より遅れちゃうから」と言われてしまいます。

生まれ月が遅いと下に見られているような気がして、これって、いわゆる“ママカースト”なのでしょうか? 皆さん、ご経験ありますか?

a “金持ち上位”の序列化がほとんど! ママ友以外のコミュニティを持って!

こんにちは。ママライターのKOUです。

今回のご相談は、最近よく耳にする“ママカースト”についてですね。

“ママカースト”とは、ママ友の間で格付けし合うもので、インドの身分制度カーストになぞらえて名付けられたものです。

この格付けは、ママ本人の能力というよりも、夫の年収や学歴、マンションの何階に住んでいるかなど、周辺の事情をもとに、上か下かと序列化すると聞きますから、何とも不条理なコミュニティだと感じます。

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“ママカースト”の実態

先日、テレビの情報番組でも、“ママカースト”の特集が取り上げられていました。番組の調べによると、ママ100人のうち、「(ママカーストの)経験あり」と答えたのが43人。

その中で、格付けの具体的な内容については以下の通りです。

・1位……子どもの習い事
・2位……旅行先
・3位……持ち物、服装
・4位……ランチ、外食(金額など)
・5位……住居

トップの、“子どもの習い事”に関しては、習い事の内容や数などで格付けされるのが主です。

たとえば、格付けで上位に入るのが、“ヴァイオリン”や“バレエ”などの習い事だそうです。

習い事やランチ額、旅行先などランクインしている内容をみると、結局のところ、“どれだけ金をかけているか”、“かけられるのか”といった、“金持ち上位”の序列化が大半です。

このほか、ご相談者さんがご心配されていた、お子さんの“生まれ月”による序列も紹介されていました。

やはり、4〜6月生まれは上位に入り、優越感に浸るママがいるようです。

それでは、実際に“ママカースト”だと感じた経験のあるママさんたちにお会いして、どのような格付けを体験されてきたのかをお聞きしましたので、ご紹介します。

実際にあった“ママカースト”5選

(1)子どもの性格

『幼稚園のころ、息子はとてもおとなしくて、よく活発な男の子と比較されました。先生からは、「おっとりとした性格ですが、芯は強いですよ」と言われたことを、仲の良いママ友に話したら、あっという間に他のママの耳に入りました。

それから、いろいろなママから、「○○君は物静かで、うらやましい」と声を掛けられると同時に、陰では、「暗いから、お友達がいない」と馬鹿にされていました。活発な子が上で、おとなしい子が下のような雰囲気があり、息子が卒園するまで耐えました』(小学2年生男の子ママ)

(2)小学校受験

『都内に住んでいます。うちの家庭は小学校受験を全く考えていませんが、通っている幼稚園では受験をするお子さんが多く、「○○ちゃん、優秀だから、本当はお受験なさるんでしょう?」と痛くもない腹を探られます。

娘は、4月生まれで、上にお姉ちゃんもいることもあり、ひらがなを読めたり書けたりするので、勝手に周囲のママからは受験すると思い込まれています。びっくりしたのが、娘のお友達が、「お受験するの?」と、娘に聞いたそうです。子どもを使って聞き出そうとしたのでしょうか?

ここの幼稚園では、受験をするご家庭が上みたいです。ただ、本当に受験しないと分かったら、相手にされないだけならいいですが、何をされるか怖いです』(幼稚園年中女の子ママ)

(3)賃貸か、持ち家か

『保育園は、共稼ぎの家庭がほとんどですが、案外、住まいについて敏感なママが少なくありません。たまに保育園のない週末に親子で集まる機会があります。

お互いに、世帯収入までの探り合いはないですが、「新築マンションを買う」と公言したり、賃貸に住んでいるママに、「2人で稼いでいるんだから、マンション買った方がいい」とすすめたりと、何となく賃貸が下、持ち家が上といった序列を感じます。

ちなみに我が家は、賃貸マンションですが、最下位になるのが嫌なので、子どもが小学校に上がったら、家を買うとごまかしています』(保育園1歳児女の子ママ)

(4)進学塾か、学習塾か

『子どもの通う小学校(私立)では、どこの塾に通っているかで、あの子はレベルが上だとか、下だとか言われています。たとえば、「○○君は、偏差値が高い中学を狙っているから、○○塾の○○クラスに通っている」と格付けされます。

うちの子は中堅校を志望していますが、進学塾は通わず、知人が経営している地元の学習塾に通っています。なぜか、下と見られているようですが、子どもは楽しく通っているので気にしません』(小学5年生男の子ママ)

(5)海外旅行あるいは、海外出張・転勤

『旦那は一応、大手の企業に勤めていますが、海外出張や転勤も全く経験がありません。家族で海外旅行もありません。なぜか、私の息子のクラスでは、パパの海外転勤や出張、海外旅行経験があるご家庭が多く、子ども同士が、「夏休みにイタリアに行った」「お父さんがシンガポールから帰国した」などと会話をするそうです。息子はいつも聞き役です。

学校の役員をやっているときも、「(海外旅行は)どこに行かれますか?」と話題を振られたことがありますが、「ハワイです~」と適当に答えました。海外に行ったことがないなんて、軽蔑されそうで口がさけても言えません』(小学3年生男の子ママ)

以上、実際にあった“ママカースト”5選をご紹介しました。


前出の情報番組で放送された、“ママカースト”の特集の中で、ママトラブルなどに詳しい、コーチング講師の山崎洋実さんが、“ママカースト”に伴うトラブル対処法について、次のようなコメントを紹介されていました。

『ママ友以外のコミュニティを持つ』
『ママの世界は3年周期と割り切る』

ご相談者さんも、ご参考にしていただいて、ママ友の世界を乗り切ってくださいね。

●ライター/KOU(ママライター)

編集部追記

今回のコラムでは、ママカーストの格付けに使われる基準や、実際にあった体験談などを紹介していただきました。

「ママカースト(ママ友カースト)」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

ママカーストってなに?

ママ友の中での自分のランクを明確にするために、さまざままな要素が加味されて格付けが行われることがあります。

この順位づけのことを、インドの身分制度であるカースト制度になぞらえて『ママカースト』と呼ぶようです。

ここでの立場がその後のママ同士の生活を左右すると言っても過言ではありません。

ママカーストはどこで生まれる?

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できれば関わりたくないと思う人も多いママカーストですが、基本的に“子どもがいる場所”ではどこでも起こりうると思った方がいいかもしれません。

幼稚園や小学校だけでなく、中学・高校にもママカーストは存在します。

特に、進学塾など子どものランクが明確になりやすい場所では生まれやすいと言えるでしょう。

ただし、全員が一流のセレブで圧倒的なお嬢様学校のような場では、わざわざ他人と比較する必要がないためママカーストが起こりにくいということも。

最も生まれやすいのは、さまざまな地位の人が混在する場のようです。

他にもある! ママカーストの評価基準6つ

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(1)ママの見た目

自分以外のことが評価の対象となることが多いママカースト。しかし、ママ本人が評価の対象にされないわけではありません。

見た目に優れた美人のママであれば、カースト内での評価は高まります。

逆に、化粧をせずに子どものお迎えにきたり、ぼさぼさの髪の毛で出かけたりすることがあれば減点の対象となるでしょう。

美容にお金をかけられるということは、それだけ裕福であるということにつながるため、“常にキレイにしている”ということが重要なのです。

(2)子どもの数とママの年齢

子ども同士が同級生というだけで、ママたちの年齢は当然バラバラです。

体育会系的な部分もあり、年齢の上下がカーストに影響することは必然と言ってもいいでしょう。

ただし、年齢に対する子どもの数というものも重要です。これは子育ての苦労をしてる方が偉いという価値観からきています。

子どもが1人の年上よりも、子どもが3人の年下が偉いとされるようです。

(3)子どもの性別

子どもの数だけでなく、性別によってもカーストに影響が。

女の子に比べて、男の子の方が手がかかり子育てが大変というイメージがあるため、男の子を育てる親の方がランクは上になるようです。

細かい基準ですが、同列に並ぶママの差を明確にする材料ともなるため軽視できません。

(4)ママの働き方

これは、単に働いているか働いていないかというだけでなく、その背景にあるものが判断の材料にされるようです。

専業主婦であれば、「旦那の稼ぎだけで十分やっていける」ということのアピールになりプラスポイント。

また、働いていたとしても、教師・CA・デザイナーなど専門性の高いものやオシャレと思われる職業はランクを上げることにつながります。

収入を得るためだけに働くようなパート勤務の主婦は、最下層に位置づけられることになります。

(5)乗っている車

軽よりワゴン車、国産車より外車、というように、乗っている車でも序列が発生します。

都市部ではそもそも車を持っていないという人も多いかもしれませんが、維持が大変な中で所有できるという経済力の証明にもなりますし、「家には駐車場が完備されているのでは」という推測の材料にもなります。

(6)夫の職業

さまざまな判断基準があるものの、全ては家庭の経済力を計っているにすぎません。

夫の年収を直接判断することのできる職業は、ママカーストに最大の影響を与えます。

勤め先の企業の大きさはもちろん、出世が見込める役職か、出身大学はどこか、といったことまでが見られるようです。

また、医師などの上位職業であっても、何科なのかといったことまで審査され、マイナーな科に属する場合にはランクを下げられることもあるようです。

ママカーストの(ドロドロ)体験談

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(1)ゴミ出しの順番

高層マンションに住むときにもママカーストに悩まされることがあります。

『ランクによってゴミ出しの順番が決められるんです。これを守らないと呼び出しまであります』

評価基準で紹介したことに加え、マンションでは住んでいる階によって順位づけされることも。もちろん、高層階に住む人ほどランクが上ということになります。

ゴミ出しの順番はこのランクの上の人からでなければ出すことができないため、いつまでもゴミ出しができず子どもの送り迎えができないということもあるようです。

(2)ランチの並び順

小学校入学後に初めて行われたランチで、ママカーストを経験するということもあるでしょう。

『医者の子どもが多い私立の小学校だったのですが、お店に付くと、奥から順に夫の病院の大きさ順という並びになっていました』

開業医の夫を持つママが奥に並び、それも雇っている医師の数によって明確にランクづけされていたようです。

「医者の家庭だから」というだけでは安心することはできず、所属するコミュニティによっては一流同士でも熾烈な順位争いが行われることになります。

(3)ボスママの転落

夫の仕事や子どもの成績でママカーストの頂点に立っていたとしても、いつその座を失ってしまうか分かりません。

『幼稚園の集まりにボス的な存在のママさんがいたのですが、子どもが小学校受験に失敗したことで一気にその地位を失いみんなから無視されるようになりました』

ボス的な地位にあることで、今まで傲慢な態度だったことも多く、地位を失ってからそのママに同情する人はいなかったようです。

今の地位に慢心せず、周りのママと良好な関係を築いておくことも必要なのかもしれません。

ママカーストは都市部だけのもの?

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ママカーストと聞くと、一見、都市部だけに存在する問題にも思えますが、意外にも地方の方が露骨なこともあるようです。

田舎などの地方であれば人とのつながりが密なため、家庭の情報が筒抜けということがあります。それが原因でカースト化してしまうことは少なくないようです。

逆に都市部の人間の方が周りの人間に関心が薄いということもあり、カースト化しにくいと感じる人も。

また最近では、カースト化を恐れて意識的にプライベートな質問を避けるようにしている人も少なくないのだそうです。

優越感に浸りたい人が一人でもいれば発生してしまうということもあるため、地域差というものは関係ないのかもしれません

基本的にはカーストの関わり合いには巻き込まれたくないと思う人が大半で、現在属している人も「仲間はずれにされて子どもに悪影響を与えないため」との思いからやむなく参加している人が多いのではないでしょうか。

ママカーストに巻き込まれないための対処法3つ

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(1)適度な距離感を保つ

ママカーストに巻き込まれないためには、周りのママから嫌われないようにするだけでなく、仲良くしすぎることも避けなければなりません。

プライベートなことを詮索したり、自分のことを話しすぎたりすることも控えるようにしましょう。

また、相手から嫌われていると感じても、目が合ったときにはきちんとあいさつするなど、大人としての振る舞いを心がけるのが賢明です。

ネガティブな態度を取れば、すぐさま周りに言いふらされて敵を作ることになりかねません。

他にも、気のすすまない誘いは断るようにすることも効果的です。

(2)一人を怖がらない

ストレスを感じながらママ友の中に身を置いても、何もいいことはありません。そのストレスは子どもにも伝わり悪影響を生むことになるでしょう。

心をすり減らしながらママカーストに所属するぐらいなら、思い切って一人になってみるのも手です。

交流を持とうとしなければむやみに危害を加えられることもなく、スッキリとした気分で子どもと過ごせるようになるでしょう。

(3)聞き手にまわる

中にはどうしても交流の輪から抜けるのが怖いという人もいるでしょう。

そんなときは、できるだけ人のうわさ話や悪口に加わらないようにするのがおすすめです。

ママ友との会話はどこから話が漏れるかわかりません。

基本的に会話の中では聞き手にまわり、自分の主張を減らすことでリスクを減らすことができます。

ママカーストを扱ったドラマ

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『名前をなくした女神』

フジテレビで放送された、杏さん主演のテレビドラマ。

ドラマに付けられた「ようこそ、ママ友地獄へ」というキャッチコピーからも分かるように、ママ友たちの間で繰り広げられる複雑な人間関係を描いた物語です。

回を重ねるごとに視聴率をあげ、世間に大きな反響を与えました。

『マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜』

TBSで放送された、木村文乃さん主演のテレビドラマ。

バツイチのシングルマザーでありながら、ひょんなことから名門幼稚園に通うことになってしまった貧乏主婦が巻き込まれるママカーストを題材にした物語です。

幼稚園で繰り広げられるセレブママたちとのさまざまな葛藤や友情が描かれています。

まとめ

「ママカーストの評価基準」や「巻き込まれないための対策」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

自分は関係ないと思っていても、場所が変わればいつ巻き込まれてしまうかわからないのがママカーストです。

今は高い地位を維持していても、旦那さんのリストラで一瞬のうちに最下層へ落ちるなんて可能性もあります。

危険から逃れるため付かず離れずの関係しか持てないことに寂しさを感じるかもしれませんが、家族や自分を守るためには仕方のないことなのかもしれませんね。

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(パピマミ編集部/豊田)

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