ムシ嫌いを克服せよ!? 子どもが“虫”を通じて学べること

【ママからのご相談】
私は虫が大嫌いです。そのせいで、娘も虫を見ると悲鳴を上げるようになってきました。でも息子は平気で虫をつまんで遊んでいます。主人も平気。このままではマズイと思うのですが……。

a 好きになれなくても、理解する姿勢を見せてみては?

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

虫嫌いの子は、嫌いと感じるのは虫だけではないのだそうです。蜘蛛、とかげやカタツムリ、オタマジャクシや毛虫に似た猫じゃらしまで、気持ち悪い、大嫌いと感じるのだそうです。一説では、「嫌い」という感情のバリアを持つことで、自然環境にあまり関わらず、今の自分の暮らしを維持しようと務めるためとも言われます。虫に触れ合わなくて生活できる環境に置かれているため、そこに嫌悪感を示すのだそうです。

かくいう私も、虫があまり好きではないため、お気持ちよく分かります。

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虫を通して命を認識する子どもたち

ただ、小さな昆虫と小さな子どもたちの目線、その距離は近いものがあります。またそれを見つめる集中力も大人の数倍です。蟻を捕まえて遊んでいるお子さんをよく見かけることでしょう。これを観察していると、

・1……発見して喜ぶ
・2……捕まえる
・3……かわいいと思いながら殺してしまう(死んでしまう)

を繰り返しています。「かわいそう!」と思うかもしれませんが、こうしたループを繰り返すことが、命の認識につながっていくのだそうです。

また、この子どもの一連の行動は

・a……発見
・b……観察
・c……理解

という学習工程を小さな体で実行しているといいます。小さな虫と遊ぶお子さんは、観察する知恵と、自分で何かを発見し、法則を導きだすという学習の基本を身に付けているのです。

夜に鳴く虫の音を聞かせてあげましょう

初夏のホタル、もの悲しい晩秋のセミの声。夜、耳を済ませば秋の虫の声がします。実際にママは触って見るのは苦手でも、その声に心ひかれることがあるでしょう。たとえ触ることができなくとも、大嫌い! ではないはずです(強引ですけれど)。

夜鳴く虫はバッタ目のコオロギ科、キリギリス科の昆虫のいずれも雄です。左右の発音器を擦り合わせ雌を呼びます。秋が深まれば昼間も鳴いていることがあります。お子さんと一緒に草原で、公園で耳を済ましてみましょう。

コオロギは、「ちちちろろ」。鈴虫は、「りーん、りーん」、邯鄲(カンタン)の、「るるるるる」。キリギリスは、「ちょんぎーす」、馬追いは、「すいーちょん」、クツワムシは、「ガチャガチャ」……。

目には見えなくても、そこには生き物の世界が広がっています。好きになれとは言いません。でも、親自信がその生き物の世界を理解し、大切にしていく態度が、お子さんの学びにつながっていくのでしょう。どうぞ、お子さんの小さく身近なお友達との遊びを否定せず、優しく見守ってあげてくださいね。

【参考文献】
・『子どもと自然大事典』子どもと自然学会大辞典編集委員会・編

【関連コラム】
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●ライター/*SARASA*(ママライター)

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