黒い物体はガンかも!? ホクロとメラノーマの見分け方

【男性からのご相談】
『ほくろ』と『メラノーマ』の違いについて教えてください。また、ほくろがかゆい場合は注意した方が良いでしょうか。

a メラノーマは“ほくろのがん”! 見分け方の“ABCDE”を知っておきましょう。

こんにちは、スチューデントドクターのひでくらてすです。

ご相談ありがとうございます。メラノーマは日本語で『悪性黒色腫』と言い、いわゆる“ほくろのがん”です。「あれ? 私こんなところにほくろあったっけ?」なんて見慣れないほくろを見つけたときは要注意です。

それでは、ほくろとメラノーマの見分け方についてお話をしていきたいと思います。

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そもそもほくろって何?

皮膚には『メラノサイト』と呼ばれるメラニン色素を産生する細胞がいます。メラニンは紫外線やホルモンの刺激などによって合成され、それらが皮膚に現れるのがいわゆるほくろです。

医学的には色素性母斑(ぼはん)や母斑細胞母斑と呼ばれ、基本的に何も悪さはしません。

メラノーマとは?

一方、メラノーマとは、その『メラノサイト』が悪性腫瘍化したもので“ほくろのがん”と言えます。メラノーマは皮膚腫瘍の中でも悪性度が高く注意が必要です。どこの皮膚にも発生しますが、日本人では足底や足の爪などに多く、中年以降に多く発症しますが、若年者に生じることもあります。

ほくろとメラノーマの見分け方の“ABCDE”

メラノーマには、ほくろにはない以下のような“ABCDE”の特徴があります。

・A/Asymmetrical……ほくろと異なり左右や上下が非対称
・B/Border……正常な皮膚との境界に規則性がなく辺縁が不整
・C/Color……色の濃いところや薄いところなど色調の濃淡が混在
・D/Diameter……直径が6mm以上
・E/Elevation……中央部分からやや隆起

以上のように、メラノーマでは黒い病変部が徐々に拡大し、色や形がほくろとは異なります。進行すると結節性の病変となり、時にびらんや潰瘍をきたします。ご相談いただいているような“かゆみ”は、一般的な症状としては特に認められません。

皮膚科で検査するときは、ダーモスコピーという専用の虫眼鏡のようなものを使います。検査をする上で痛みなどは伴いませんので、上記の“ABCDE”のような特徴がみられた場合は、まずは皮膚科を受診しましょう。

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●ライター/ひでくらてす(スチューデントドクター)

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