川崎病とは? 基礎知識と主な症状6つ

こんにちは、スチューデントドクターのひでくらてすです。

今日は『川崎病』のお話です。あまり聞きなれない病名かもしれませんが、幼いお子さんをお持ちの方に注意してほしい病気の一つです。

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川崎病とは?

まずは『川崎病』の基礎知識です。川崎病は、主に5歳くらいまでの乳幼児にみられる原因不明の発熱を伴う病気です。感染症などをきっかけに免疫系が異常に活性化され発病すると考えられています。

厚生労働省によると、『川崎病にかかる子どもの数は近年増加しており、その数は年間1万人を超えています』2012年の日本での子どもの出生数が約103万人なので、100人に1人程度の割合で発症すると考えれば決して少ない数字ではありません。

ちなみに川崎病という名前ですが、発見者である小児科医の川崎富作先生の名に由来するものであり、世界的にも“Kawasaki Disease”として知られています。

また川崎病は伝染する病気ではないので、その点は安心してください。

川崎病の主な症状6つ

川崎病では、次の6つの症状が代表的です。

(1)発熱が5日以上続く
(2)手足がむくむ
(3)発熱後3〜4日で身体中に発疹が出る
(4)目が充血する
(5)唇が赤くなり、舌がイチゴのように赤く腫れる
(6)首周りのリンパ節が腫れる

医学上は上記6つの内の5つ以上があてはまるか、または4つに加えて『冠動脈瘤』が発見された場合に川崎病と診断されます。

冠動脈瘤とは、心臓の血管にできる瘤(こぶ)のような病変のことで、川崎病の重症例にみられます。冠動脈瘤は『心筋梗塞』による突然死の原因にもなるので特に注意が必要です。

それ以外に、BCG(結核予防のためのワクチン)を受けたお子さんであれば、その痕が赤く腫れることも診断する上で重要な所見になります。


川崎病の治療は薬物によるものが主ですが、治療が早ければ早いほど予後が良いことが知られています。上記6つのような症状が見られた場合は、なるべく早く病院に行ってお医者さんに診てもらうようにしましょう。

川崎病に関する詳細や写真などは、日本川崎病学会のHPでもご覧になれます。

【参考リンク】
日本川崎病学会 | 川崎病症例写真

●ライター/ひでくらてす(スチューデントドクター)

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