子供が親に言われてやる気をなくす言葉3選

【ママからのご相談】
この頃、息子と喧嘩が絶えません。何に対してもやる気がないようで、私が何を言っても、「うるせー」「キモイ」など、ひどい言葉を浴びせてきます。自分のやりたいことを犠牲にして頑張ってきたつもりだったのに、どうしてこうなってしまったのかと自分を責める日々です。

子どもが自信を付けてやる気を出すためには、どんな言葉を掛けたらいいでしょうか。

a 何気ない言葉で傷つけてしまっていませんか?

ご相談ありがとうございます。プロ家庭教師の佐々木です。

これまで勉強嫌いの子の指導を専門にしてまいりました。勉強嫌いを克服するために必ず確認しなければならないのが、親御さんとお子さんの関係です。お子さんと話をしていると、「親にこう言われて傷ついた、やる気をなくした」という子を聞くことがあります。

一生懸命子育てを頑張っているのに、子どもの将来のことを思って必死にやっているだけなのに、親子喧嘩が日課になるなんて嫌ですよね。もしかしたら、気づかないうちに子どもを傷つけてしまっているかもしれません。

そこで、小中学生20人に聞いた、“やる気、自信を無くした言葉”のうち、特に多かったもの3つをご紹介します。

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やる気、自信を無くした言葉3選

(1)将来の夢について話したとき、「そんなの無理」

『将来、医療系の仕事につきたいと話したら、あなたは勉強しないから無理だとお母さんに言われました。すごくやる気をなくしました』(小6女子)

それから、多いのはこんな意見です。

『漫画が好きなので、マンガに関係する仕事がしたいです。ですが、そのことを話したら、絶対無理、真面目に勉強してくれと言われました。「デザイナーになりたい」と言ったら納得したようです。漫画家はダメでデザイナーはOKの意味がわかりません』(中2男子)という声です。

好きなことを将来も続けたいという思いから、「将来はマンガ家」「ダンサーになりたい」「憧れの声優さん」という子が多くいます。

小学生~中学生くらいの頃は、「好きだからなりたい」程度にしか考えていない子が多いので、あまり躍起になりすぎず、「じゃあ一生懸命やらないとね」くらいの対応がちょうどいいのかもしれません。

(2)成績表を見せたとき、いいところよりも、「ここがダメね」

『数学は50点でしたが、英語で90点を取りました。数学がダメだったけど、英語の得点が上がって褒めてもらえると思っていたら、親は、「数学がダメだったのね」と一言。落ち込みました。まずは褒めてほしかったのに』(中1女子)

いいことがあったのに、頑張ったのに褒めてくれなかった! と訴える子どもが多いです。我が子のことが心配だし、照れもあってうまく言えない、言わなくてもわかるだろうと考えてしまう方も多いですが、子どもは親から褒めてもらうことを望んでいるのですね。

(3)他の子と比べて、「あなたはダメね」

『部活の試合で勝って喜んでいたら、「となりの○○ちゃんは県大会に出るんだって」と言われて落ち込みました』(中1男子)

『弟はこんなにできるのに、お兄ちゃんは困ったわ~(ため息)。……僕ってダメなんでしょうか』(小6男子)

特に部活の話は、親御さんに悪気も、深い意味もなく、普段の会話として何気なく言ってしまっただけの言葉だと思います。ですが、なんだか比べられた気がして、しかも自分のことを否定された気がして、子どもは傷ついてしまうのですね。


これらの事例の共通点を見てみると、「子どもが喜んでいるとき、希望を持っているときの冷たいことば」にとても傷つくようです。もちろん、親御さんに悪意はないのでしょうが、自覚のないうちに子どもを傷つけているかもしれないなんて、悲しいですよね。

これを避けるためには、子どものことを観察して、喜んでいるときは共感を示すことです。小さなことでも一緒に喜んであげてください。子どもにとって、親は絶対的な存在であることは間違いありません。

親が喜ぶ姿を見ることが、子どものやる気につながることもありますよ。

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●ライター/佐々木恵(プロ家庭教師)

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