身体ナビゲーションVol.4「男女の脳の違い」

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

前回の『脳の構造と基本的な働き』では、ちょっとマニアックというか詳細な大脳の構造や働きについてお話しましたが、今回は、睡眠や食欲といった自律神経に関わる部分をコントロールする「脳幹」と、男女の脳で一番大きな違いがある「脳梁」についてお話したいと思います。

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『脳幹』それは生命活動の要

脳幹は大脳の下から脊髄に繋がる部分で、その重さは約200g。

脳と全身を繋ぐ神経線維を通す管で、神経線維を保護する役割を果たしています。私達が生きていく為には欠かせない呼吸や血液循環、体温の維持、代謝の促進等に関わる感覚情報を伝達する中継地点となる為、24時間休むことなく働き続けています。

その為、脳幹が損傷を受けると大脳が活動できなくなり、体の機能が低下して、やがては生命活動が停止してしまいます。

脳幹の一番上にあるのが間脳。間脳は感覚情報を中継して大脳皮質に伝達する役割を持つ視床と、自律神経をコントロールしたり下垂体にホルモンを分泌する指令を出す視床下部から構成されます。

その下に、眼球の動きや瞳孔の大きさ等を調節したり姿勢を保つ役割も果たす「中脳」、呼吸のリズムや深さをコントロールする「橋」、そして呼吸、心拍、血圧、睡眠、発汗、食欲、排泄等の中枢がある「延髄」という構成になっています。

男女の脳はどこが違う?

「男性」

左脳の方が右脳より若干大きいようです。地図を読み取ったり、論理的話術が、女性より得意な人が男性に多いのはこのためだと言われています。

また、男性は左脳と右脳を使い分ける傾向にあり、会話をする時は言語中枢のある左脳を駆使し、音楽や美術などの芸術活動をする時は右脳を使って集中して取り組む傾向が見られます。

「女性」

左右の脳の大きさには、ほとんど差がありません。解剖学的な分析によると、女性の方が左脳と右脳を結ぶ脳梁が太い事が分かっています。このことから左右の脳の情報交換が盛んに行われている事が考えられています。

その為、女性は左脳と右脳を連携させて会話をしているので、コミュニケーション能力が高く、たとえ左脳にダメージを受けても、言語能力を保つことが多いと言われています。


他にも、頭頂皮質の空間情報を認識する部分や、好き嫌いを決める大脳辺縁系の扁桃体は男性の方が大きく、大脳辺縁系のうち情動反応に関わる部分は、女性の方が大きいとされています。

最近、男性脳、女性脳という言葉をよく耳にするようになりましたが、こうしてみると、うなずける部分も多いように思いますね。

【参考文献】
・総務省認証 予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会・発行

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●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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