肉食男子が風邪をひきやすい理由と対処法

【女性からのご相談】
私の彼氏はバーベキューが大好きで、暑くなると週に2回、お盆休みの間なんて2日に1回バーベキューでした。付き合う私も太るので嫌なのですが、彼はあんなに、「スタミナつくから夏は食べなきゃ!」と言って食べてたクセに、風邪をひきました。

スタミナがあるのと風邪をひくのは別問題ですか? 何かお奨めの食べ物はありますか?

a 夏の肉食過多には要注意!

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

世間の飲食店のCMなどでは、「夏だ! 肉でスタミナを!」とばかりに騒いでいますよね。

しかし、適量のお肉は肝機能の保持にはいいのですが、お肉の消化には非常に多くのエネルギーが使われるので、他の食材とのバランスがとても大切になってきます。

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現代の夏に大量消費されるビタミン類

夏の暑さで汗と共に消費されるのが、水溶性のビタミンCやB群。これは今も昔も変わらないことです。しかし、今は室内に入ればエアコンによる乾燥も避けることが出来ないので、ビタミンAも乾燥する冬場と同じくらい消費されます。

ビタミンB群は豚肉にも多く含まれるので今回はいいとして、ビタミンCとAが不足してしまうのが「肉食過多」ですね。

しかも、バーベキューで大量のアルコールを摂る場合は、アルコールの分解にもビタミンCが大量消費されるので、尚更不足してしまうことになってしまいます。

ビタミンAは動物性の「レチノール」と植物性の「β‐カロテン」があります。動物性のレチノールは、肉類といってもレバーなどの内臓に多く含まれていますが、摂りすぎると、頭痛、嘔吐、脂肪肝などの過剰症が心配されます。

その点、体内で必要に応じてビタミンAに変換される、植物性のβ‐カロテンは安心して摂れるビタミンAと言えるでしょう。

ビタミンA・ビタミンCの働き

まず、ビタミンAは、皮膚や粘膜の正常保持・視覚の正常化・成長および分化に関与しているため、不足すると皮膚や粘膜の乾燥・夜盲症・成長障害・胎児の奇形などを引き起こす恐れがあります。

乾燥した室内で過ごす時間の多い人がビタミンA不足になると、粘膜が弱くなり風邪をひきやすくなってしまいます。

そして、ビタミンCは美肌だけでなく、抗ストレス作用もあったり、コラーゲンの合成を助けたりもします。コラーゲンは、皮膚や粘膜の強化に欠かせない栄養素で、細胞と細胞を結ぶ接着剤的な働きがあり、病原菌やウィルスの侵入を防ぎます。

夏のお奨め食材“モロヘイヤ”

モロヘイヤはアラビア語で、「Molokheiya」。エジプトには、重病を患ったエジプト王が、モロヘイヤのスープを飲んだら回復したという故事があり、アラビア語で、“王様の野菜”を意味する、“ムルキーヤ”がモロヘイヤの語源となっています。

まず、モロヘイヤには粘り成分のムチンが多く含まれています。ムチンは糖質とタンパク質からできた多糖質で、粘膜をうるおし、保護する働きがあります。

肝臓や腎臓の機能を高める作用もあり、細胞を活性化し、老化の防止に役立ちます。水分を吸収し、胃や腸管を刺激することで、便秘改善などを促し、コレステロールや血糖値の上昇を抑える働きがあると言われています。

他にも、β-カロテンやビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類、そして、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが多く含まれている栄養価の高い緑黄色野菜です。

サッと茹でて、おひたしや胡麻和えに。包丁で叩いたモロヘイヤを冷やしたコンソメスープでのばせば、風邪をひいている彼にも飲みやすいかもしれませんね。

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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