早期閉経の原因と対策

【女性からのご相談】
16歳の息子を持つ42歳の母親です。先日、息子の野球の応援に行ったのですが、そんなに暑くもないのに突然カーッと暑くなり汗が吹き出しました。仕事に家事に息子のサポートにと毎日忙しく、自分の生理に気が回っていなかったのですが、よくよく考えてみると、3か月生理がきていません。ないならないで楽なのでいいのですが、もう閉経の年齢なのでしょうか?

a 30代~45歳で生理のない人は要注意!

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

お仕事をしながら成長期のお子さん、ご主人、そして家事全般を担う主婦は、体調に違和感があっても「そのうち治るだろう」とか、「いつか病院に行こう」と、自分の体を後回しにしがちですよね。

でも、お子さんが成人、就職等してホッとした時に体調を崩すような事がないよう、予防が大切です。

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閉経の定義と平均年齢

WHO(国連世界保健機関)では、閉経とは、『卵巣における、卵胞の消失による永久的な月経の停止』とされています。

閉経の年齢は平均して50歳前後、48歳~52歳といわれていますが、個人差もあり、40歳ぐらいで閉経になる人や、反対に54歳頃まで生理が続く人もいます。医学的には生理終了から1年を過ぎても生理がない場合に、閉経と定義づけされています。

閉経前の生理不順のパターンとそのワケ

閉経に至るまでには人によって色んなパターンがあります。

(1)規則的だった生理が止まり突然閉経になる。
(2)生理周期が短くなり閉経になる。
(3)生理周期が長くなり閉経になる。
(4)生理周期が短くなったり、長くなったりを繰り返し閉経になる。

また、生理が6か月以上なく、再開したと思ったら生理周期が長くなり、閉経するという人もいます。このように、本当に人によって様々なので、3か月ないからといって閉経だとは断言出来ません。

比較的、「徐々に周期が乱れ閉経」というパターンが多いようです。何故なら、精子が常に新しく作られているのに対し、卵子は、生まれた時点で卵巣の中に数百万個の卵子があります。数に限りがあるのです。年齢とともに、その卵子は排卵などにより少なくなり、45歳近くになると卵子も年をとり寿命を迎えます。これにより、卵巣から分泌される女性ホルモンである、エストロゲンとプロゲステロンの量も減少します。この女性ホルモンの減少が、生理不順の原因となるのです。

早期閉経の原因と対策

「生理がないならないで楽だからいい!」

日常の煩わしさを考えると確かにそうですが、実は、閉経すると女性ホルモンによって抑制されていた“コレステロール”の増加、骨の新陳代謝でも、古い骨の細胞を壊す方の“破骨細胞”の働きが活発になります。つまり、脂質代謝異常症や、骨粗鬆症になりやすくなるので、あまり早く閉経しない方がいいとされています。

早期閉経の原因としてあげられるのは、「無理なダイエット」や「過度の過労やストレス」。

これらで、脳の情動センターの脳幹がダメージを受けてしまいます。この脳幹は卵巣機能にも影響しているために、ホルモンのバランスが乱れてきます。長期間、この状態が続くと卵巣機能が修復できなくなって、早期閉経を招いてしまうのです。

予防法としては、ストレスや疲れが溜まっていると感じたら、まずご自分の生活習慣を見直してみること。

例えば、朝早く起きなければならないのに、夜遅くまで家族に付き合って起きていたりしていませんか? 睡眠不足はストレスや過労へと繋がっていきます。そういう場合は、家族と相談して思い切って先に就寝してしまいましょう。

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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