削って治すはもう古い!? 虫歯を治す新しい治療法と予防法3つ

【女性からのご相談】
虫歯について質問です。自慢ではありませんが、私は30年以上歯医者さんに行ったことがありません。ところが最近、子どものころにちゃんと削って詰めて治療した虫歯が再発? しました。虫歯は再発するものなのでしょうか?

a 大人になってからの虫歯は、過去に治療した歯が多い。

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

大人になってからの虫歯は気になっても、ついつい日常に追われて後回しになってしまう人も多いようですね。しかし、歯は全身の健康と深く関係しているので、本来であれば体の健康診断同様に年に1度くらいは歯科検診も受けた方がいいと言われています。

さて今回は虫歯について、仕事柄お付き合いのある歯科の先生にお伺いしてみました。

すると、『実は、大人になってからの虫歯は過去に一度削ったことのある歯に再発してくるケースがほとんどなのです。一度削ってしまうと、再発のリスクが生まれる。そのため歯医者に通うたびに再治療を繰り返し、やがて歯を失うことになる人も少なくないのです』とショッキングなお話が。

いったいどういうことでしょう。

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神経を抜くのは時代遅れ!?

先生によると、『6~7年前までは、虫歯に対する厚生労働省の考え方は、「虫歯は全て取り除き、そこから治療を考える」というものでした。でも今は、「場合によっては神経を残し、無菌化して治す」という治療法に変わってきたのです』

虫歯を取り除くというのは菌に浸食された部分を削ったり、ひどい場合は抜くといったことですね。

そして、『歯の中には神経のほかに、血管やたくさんの細胞が詰まった歯髄という組織があって、虫歯も含めていろいろな刺激から歯を防御しています。

歯髄の細胞が残っていると、虫歯ができても歯の組織を変化させ、虫歯にならないように守り、修復する働きをします。自力でカルシウムなどを患部に詰め、菌が外から入らないようにすることができるのです。しかし、歯が死んでしまうと、そうした働きは失われてしまいます。そのため、虫歯は進行する一方になるのです。

また、歯髄があることによって、歯に水分が供給されます。弾力性のある、割れにくく、欠けにくい歯であり続けるためには、この水分の供給が必要です。ところが、神経を抜いてしまうと、それも失われるのです』とのこと。

削らないで虫歯を治す新しい治療法3つ

(1)レーザー治療

レーザーで虫歯を除去してしまう方法。歯槽膿漏などの歯周病にも活用されていて、歯周ポケット内の細菌を死滅させたり無毒化させることで治療します。

(2)オゾン療法

オゾンによって虫歯菌を殺し、ダメージを最小限に抑える治療法です。

(3)エアアブレーション

小さな虫歯を吹き飛ばして治す治療法です。


それぞれメリット・デメリットや適用範囲があるようですが、うまく活用すれば、削らないか、最小限のダメージで治療ができるそうです。

虫歯の予防方法3つ

(a)食後20分は歯を磨かない

食品に含まれる酸によって歯の表面が柔らかくなっているので、食後すぐ歯ブラシでこすると、歯の表面に傷が付きそこから虫歯になることも。

(b)口呼吸をしない

口呼吸によって唾液が乾燥してしまいます。唾液には菌の働きを抑える働きがあります。

(c)よく噛む

よく噛むことで、唾液がしっかり分泌されるため、汚れが歯につき虫歯菌のエサになることを防ぎます。


治ると思って削ってもらった歯が、削ったことで虫歯になりやすくなるなんて私も少しショックでしたが、日常のケアに気を付けたいものですね。

ちなみに私は10年以上前に、「寝起きの口の中は糞便水溶液よりも菌の数が多い」という話を聞き、それ以来、毎朝一番に歯を磨いています。

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●ライター/SAYURI(健康管理士)

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