理科が好きな子供の興味・関心を伸ばす方法

【ママからのご相談】
小学校5年生の娘のことです。3年生から始まった理科が楽しいようです。興味があるなら伸ばしてあげたいと思うのですが、どのような方法があるでしょうか? ガーデニングや星空観賞、科学館へ連れて行く、実験キットを買うなどしか思いつきません。

a 子どもの興味関心に付き合って、一緒に行動してあげることが大切なようです。

ご相談ありがとうございます。フリーライターのパピルスです!

好きな科目があるということは素晴らしいことですね!

娘さんが興味、関心のあることに触れる機会を積極的に作ろうというご相談者様のお気持ちも素晴らしいと思います。

141007papi

年齢が上がるにつれ、理科離れが進む?

平成24年度の全国学力・学習状況調査の結果によると、小学6年生では、「理科の勉強が好き」と回答した生徒は82%いました。それが中学3年生になると62%に減少してしまいます。学年が上がるにつれ、「理科の勉強が好き」という割合が減ってしまうのは、寂しいことですね。

実は理科が好きなお子さんというのは、周囲の大人の関わり方が深く関係しているようです。

「どのような子どもが理科を好きになるのか」を調査した、学研教育総合研究所の小学生白書によると、理科に興味・関心を示す(実験や観察をしたがる)子どもに対し、『「保護者も一緒に子どもの理科的な興味・関心に付き合う」という回答をした家庭の子どもが、最も、「理科が好き」(「とても好き」+「まあ好き」の合計)である割合が高い』という結果が出ています。

一方、子どもがしたがる実験や観察などを、子どもが飽きるまで好きにやらせておくのと、やめておきなさいと止めるのでは、“理科好き”な子どもの割合はほとんど変わらないのだそうです。

白書では、保護者が子どもと“一緒に”理科分野に関心をもって行動し、興味・関心をサポートすることが、子どもの、「理科が好き」という気持ちを育てるのではないかと考察されています。(※1)

理科が将来、社会でどのように役立つか“一緒に”考える

上記のことをヒントにご相談について考えてみると、星空観賞や実験キットなども、機会を与えるだけではなくて、ご相談者様やご主人などが娘さんと一緒に取り組むようにすると、更に良いようです。

また、最初にご紹介した全国学力・学習状況調査では、『「理科の授業で学習したことは将来社会に出たときに役に立つ」と回答した小学生・中学生の割合は国語、算数・数学に比べて低い』という結果も出ています。

理科で学んだことが、自分達の生活の中でどのように活かされ、どの部分に使われているのかを知ることも、理科への興味・関心を継続するには大切かもしれませんね。そのためには、科学や生物分野を分かりやすく説明してくれるテレビ番組や本を一緒に見たり読んだりするのも良いですね。

大学で開催される小学生向けイベントのすすめ

また、お近くに大学があれば、“学祭”や“オープンキャンパス”“ワークショップ”などにも注目してみてください。積極的に小中学生向けのコーナーを設けて、理科系の実験や工作、観察などをさせてくれるところが増えていますから、活用してはいかがでしょうか?

こういったイベントでは、一般家庭には無い本格的な機材を使ったり、学生さんが分かりやすく説明してくれ、その上、無料なのもうれしいですね。

少し検索してみると、小学生対象のもので『地デジアンテナ作り』『牛乳パックと虫めがねを使ったカメラ作』『電子顕微鏡で原子の世界を見る』など、大人でもワクワクするような催しが見つかりました。お近くの大学でこれらのイベントを見つけたら、親子で参加してみるのも面白そうです。


親子で楽しみながら、お子さんの興味・関心のある分野を伸ばしていけると良いですよね。小学生の間はそういったことに時間が使える貴重な時期だと思います。ぜひ、あれこれ試してみてくださいね。

【出典元】
※1 出典:学研教育総合研究所「小学生白書web版2012年7月調査」
(第3章「どのような子どもが理科を好きになるのか」遠藤宏美・宮崎大学特任助教)

【参考リンク】
平成24年度全国学力・学習状況調査の結果について | 文部科学省(PDF)

【関連コラム】
小学生にオススメな夏休みの自由研究テーマ3選
子供が自発的に勉強をやる気になるママテク3つ
昆虫図鑑のおすすめ活用術3つ

●ライター/パピルス(フリーライター)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする