つい子供に口出しする“毒親”にならないための心構え3つ

【ママからのご相談】
小学5年生の娘がいます。誰でもそうだと思うのですが、かわいいわが子の行動や進路がとても気になり、つい口や手を出してしまいます。たまに夫に注意されるのですが、何が悪いのかわかりません。

でも、最近毒親という言葉を知り、気になりはじめました。将来、娘に毒親と言われないようにするためにはどうしたらよいのでしょうか?

a 広い視野を持ち、“趣味=子ども”から脱却を!

ご相談ありがとうございます。わが子に“呪い”をかけないように日々気をつけているライターの川中利恵です。

おっしゃる通り、わが子がかわいいのは当然のことです。誤ったことをしたら注意したり、しつけのために口うるさくなったりすることもあるでしょう。

しかし、やりすぎれば、それは“しつけ”ではなく“押しつけ”なってしまうかもしれません。

さらに言うならば、子どもと自分は違う人間だということを忘れてしまうと、お互いに大惨事になってしまいます。

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自分が思い描くレールを歩かせるため子どもを縛る毒親

私の母親は、いわゆる毒親でした。友達も、成績も、進路も、そして家庭内の会話から読む本まで、母の理想以上のものでなければ、私が折れるまで1か月でも口を利かなくなるほど機嫌が悪くなりました。

もちろん口癖は、「あんたのために~した」「だからこうしろって言ったのに」という、毒親の典型的なものです。なにもかもが非常に支配的で、中学生のころ『西太后』の映画を見て、「母と似てる!」と思ったぐらいです。

毒親という言葉が最初に話題になった『毒になる親』の書籍を読んだとき、「これだったのか!」と目が覚める思いがしたものでした。

子どもに“呪い”をかけないために親が心がけるべきこと3つ

まだ幼い子どもにとって、親が絶対であるということはあらがいようのない事実です。

だからこそ、日々の会話や接し方一つで、大きな荷物を背負わせることもあり、大人になってもほどけない鎖とする力を持つのが、親という立場ではないでしょうか。

私の母も、ある意味テンプレート的な毒親でした。だからこそ、私は子どもを産んだとき、母のような親にはならないようにしようと、次の3つを心がけてきました。

(1)子どもの選択をおとしめるニュアンスの言葉は使わない

人は失敗して経験を積み、成功の喜びを身に着けていきます。成功したときは力いっぱい一緒に喜び、失敗したときはけなすのではなく、なぜだめだったのかを自分自身で考えさせるようにしてみてはいかがでしょうか。

助けが欲しいときに、子ども自身から甘えられるような距離で見守るスタンスでいたいものです。

(2)子どもは自分とは別の人間。親が知らない子どもだけの世界があって当然

「わが子のことは自分が一番よく知っている!」と思いたくなりますが、子どもはやがて親の手を離れ、世界を広げてゆくものです。

人形ではないので、当然自分の意思もあります。だからこそ自分の理想や考えの押し付けることはNG!

子どもの気持ちをよく聞いてみれば、新たな発見があるかもしれません。

(3)子どもを“自分の世界のすべて”にしない

親の興味が子どもだけになると、ささいなことも目に付くようになるので、子どもは息苦しさを感じてしまいます。

今は危なっかしく見えるかもしれませんが、密着しすぎないために、親も熱中できる趣味を持つなど視野を広げ、人生を楽しむ姿を子どもに見せるのが良いことなのではないかと思います。

はっきり言って、私自身、偉そうなことは言えないぐらい、親として未熟ですし、優秀ではありません。ですが、思春期になった今も娘たちから悩み相談をしてくれる程度には、良好な関係を築けているのかなと思っています。


ほんの少しの心がけで、かわいいわが子の心や人生を縛らず、社会へ旅立たせることができるのであれば、簡単なことだと思いませんか?

それだけでなく、自分自身も楽しい世界を築けるようになるはずです。

いきなりは難しいかもしれませんが、まずはわが子の選択を信じ、遠くから見守ってあげてみてください。

【参考リンク】
児童虐待の定義と現状 | 厚生労働省

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●ライター/川中利恵(在宅ワーカー)

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