本人は悪気ナシ? 人の話を聞かない人の心理と対処法

ママライターのマフィーです。

人の話を聞かない相手にイライラしてしまうことはありませんか?

言うことを聞かないということも腹立たしいですが、話自体を聞いていない場面に何度も出くわすと、どう転んでも優しい気持ちにはなれません。

ただ個人的に思うのは、私の子どもを含め多くの人は、“話を聞かない”のではなく“話が聞けない”のではないかということです。この差は大きいですよね。

前者が故意的な部分があるのに対して、後者は意図したものではありません。

以下では、さまざまな視点から人の話を聞かない人への接し方を探ってみましょう。

“人の話を聞かない”とはどういうことか

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“人の話を聞かない”というのはどういう状態のことを言うのでしょうか?

この多くは、相手が自分の思った通りに行動してくれないということです。

話をして、相手が話を聞いていれば期待する行動があるにもかかわらず、それが見られないために「あの人は話を聞いていない」となるのです。

本当に話を聞いていないのであれば、それは動物に話しかけているのと同じで、イライラすることもないでしょう。

耳に入っているのかどうかということよりも、その後に行動に移しているかどうかの話と言えるでしょう。

人の話を聞かない人の特徴5つ

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(1)相手を見くびっている

年齢の違いや仕事上の立場の違いなど、上下関係がある場合には、相手のことを見くびっていることがあります。

相手を見くびれば、物事の価値を正しく把握できなくなり、話の内容にかかわらず人の話を聞かなくなってしまうのです。

仮に話を聞いてくれたとしても、批判的に受け止められることが多いでしょう。

(2)他のことをしている

人との会話してコミュニケーションをとるには、集中力が必要になります。

会話は前後の文章を聞いて初めて意味が成り立つことなどもあり、前後関係を見失えば話の内容は頭に入ってきません。

そんな集中力を必要とするときに、スマホをいじっていたり、他の作業をしていたり別のことをしていれば、当然話の内容はわからなくなってしまうでしょう。

そんなときは、話をするのを別の機会にするか、メールなど別の伝達方法を考えるべきです。

(3)返事がシンプル

人の話を聞いていない人も、表面上は聞いているフリをします。

しかし、内心では面倒だと思っていることも。そんなときには返事が「うん」「そうだね」など、ごく短くシンプルなものになりがちです。

特に興味を持っていないようなことであれば、早く終わらせようとして適当な返事が並ぶことになります。

(4)自信過剰

人の話を聞かない人の中には、自分の話をしたくて相手の話をさえぎってしまう人もいます。

それは、自分の話が面白いものだと自信を持っているからに他なりません。

相手が話しているときにも、どうやって自分の話をしようかと考えているのです。

人から嫌がられることが多いため、この傾向がある人は改めた方がいいでしょう。

(5)疲れている

人は疲れていると、体力が落ち、それに付随して記憶力や理解力が落ちていきます。

会話は集中力を要するものですから、疲れている人に話しかけても人の話を聞いていないと感じられることが多いでしょう。

リアクションも弱くなるため、話していて不満が感じられるはずです。

人の話を聞かない人の心理4つ

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(1)話をするのが大好き

純粋におしゃべりをすることが大好きで、話し始めてしまうとついつい自分ばかり話してしまうという心理状態です。

普段から会話があまり多くなく、寂しい気持ちを持っていることがあり、いざ会話が始まると止まらなくなってしまうのです。

(2)自分のペースを崩されたくない

楽しいものや興味深いものであればまだしも、つまらない話は聞きたくないもの。

うんざりさせられてしまう話を無理に聞いて、自分のペースを崩されてしまうのはイヤですよね。

話し手にとっては楽しいことでも、聞き手にとって興味のない話であればそれに付き合うのは不利益となってしまうのです。

(3)共感力が低い

人の話を聞かないというのは、相手の話に耳を傾けることができないということですよね。

これは、相手の話すことに共感し、同じ気持ちになるという共感力が欠如しているからです。

自分の経験していないことに共感する力が弱いため、上の空となってしまうこともあります。

(4)自分を正当化したい

自分が一番正しいと思っており、それを正当化するために、他人の言うことは自分にとって関係のないことだとする心理です。

人と違うことを強みとする場合には必要なこともありますが、話を聞いてほしい人からするとやっかいな人と言えるでしょう。

男が女の話を聞かない理由

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男性と女性では脳の構造に違いがあるため、会話をしていても噛み合わないということがありますよね。

男性は端的に結論を述べ、女性は助長な傾向にありますが、これによって男性は「話が長過ぎる」と理解し、徐々に話を聞かなくなってしまうのです。

特に盛り上がりもない話を延々と聞かされることもあるため、男性は女性の話を聞かなくなってしまうと言えるでしょう。

また、女性の脳がマルチタスクに優れているのに対し、男性の脳はひとつのことにしか集中できない傾向にあります。

そのため、何かしている男性に話しかけると「後にして!」ということになりがちなのです。

人の話を聞かない人に考えられる病気5つ

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(1)APD(聴覚処理障害)

人の声は、耳から入ってきて、その音を脳が判断することで”言葉”として認識されます。

聴力自体には問題がなく、脳が判断する段階で問題があるのがAPDの特徴です。

知能にも問題はなく、脳での変換に問題があるとされ、現在研究が進められています。

(2)自己愛性パーソナリティ障害

人は誰しも“自分のことを認めてもらいたい”という欲求を持っています。

仕事で成果を出したり、人がうらやむような恋人と付き合ったりなど、その手段はさまざまですが、一番簡単に欲求を満たせるのは“人に話を聞いてもらうこと”です。

自慢話はもちろん、愚痴を聞いてくれるというのも人の欲求を満たします。

自分に過剰な自信を持ち、人とは違うという特別観を持っている人は、自分の話を聞いてもらうことに夢中になってしまい、人の話を聞かない傾向にあるのです。

人を見下すような態度をとることも多く、振る舞いが傍若無人なこともあります。

「プライドが高すぎる」「人をバカにしている」といった態度が目立ち、人の話を聞かないのであれば、自己愛性パーソナリティ障害を疑ったほうがいいかもしれません。

(3)社会不安障害

社会不安障害は、社会生活でなんらかの支障をきたす人の障害です。

対人恐怖症やあがり症と言われ、初対面の人などとうまく話すことができず、「声が出せない」「赤面する」「汗が止まらなくなる」などの症状が現れることがあります。

次第に周囲の目が気になるようになってしまい、人との会話がままならなくなってしまうのです。

(4)統合失調症

精神疾患として有名ですが、幻聴や幻覚、妄想などが激しくなり、治療には薬物投与などが必要になります。

集中力が低下することによるコミュニケーション能力の欠如もあり、人との会話中に上の空になってしまったり正常な会話ができなくなったりすることもあります。

(5)ADHD

注意力散漫で落ち着きがないという症状が見られるADHD。

児童に見られることが多いものですが、大人にもあらわれることがあります。

社会人になれば仕事などで場の空気を読む必要がでてきますが、それができずに大人になって発覚するということも。

単純ミスが多い、じっとすることができないなどの特徴があり、落ち着いて人の話を聞けないため、「人の話を聞かない人」と判断されてしまうでしょう。


なお、病気ではありませんが、育った環境によって人の話を聞かない性格に育つことがあり、遺伝という可能性もあります

これは本人に自覚がないことが多く、人から指摘されなければわからないため、人の話を聞かないことが自然なことになっていることも。

気づいたときには、少しずつ改善していくようにしましょう。

【相手別】人の話を聞かない人への対処法

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子どもへの対処法

カリスマ国語講師の出口汪さんは、『子どもがきちんと話を聞いてくれないのは、親に論理力がないからだ』と述べています。

この場合の論理力とは、筋道を立てて考え話す力のことです。そして、この論理力の元となるのが“他者意識”であるとも述べています。

親子であっても他人であるからには、筋道を立てたコミュニケーションがなければ分かりあえない。だからこそ、子どもは親の話を聞くし親に語りかけるようになる。

親が論理力を持って子どもに接することで、子どもにもこういった意識が芽生えるという理論です。

また、青山学院大学の大塚類准教授は自身の論文で、授業を聞くことができない子どもを例にこんなことを述べています。

『授業中に子どもたちがいきいきと活動するためには、意識と身体が向かう対象が常に存在することが重要なのである』

これは授業を聞けない子どもたちにフォーカスした論文ですが、日常生活の中でも同じことが言えるのではないかと思います。

母親が話している言葉が、自分にとって意味のある言葉なのだということを知らせること。そのためには意識が向かう対象を常に提供し続けなければいけないということです。

友達への対処法

打ち解けた間柄であれば、普段の会話はそれほど集中して行うものではありません。

他のことをしながらなど、適当に会話していることも多いのではないでしょうか。

これを打開するために必要なのは、相手の興味を引きつける内容です。

インパクトのある情報やニュースを話題にすれば、きっと話に耳を傾けてくれることでしょう。

上司への対処法

ワンマンタイプで人の話を聞かない上司は、どんな職場でも一人はいるものですよね。

こんな人には、まずむこうに話をさせるのが大切です。分からないことなどを聞いて、上司の口を開きます。

上司が話し始めたあとに、こちらが話そうと思っていたことを切り出せば、きっと話を聞いてくれるはず。

質問することと話しかけることのバランスをうまくとれば会話はスムーズに進むでしょう。

なお、仕事上では、あとから「言った」「言わない」で問題にならないよう、伝えたことに関してはメールなどで形に残るようにしておきましょう

女性への対処法

女性はそのときの気分によって態度が大きく変わる生き物。

どんなに大事な話であっても、女性の機嫌が悪いときに話かけてしまえば聞いてもらうことはできません。

表情や態度を見極め、機嫌のいいときを見計らって話しかけましょう。

また、仕事上ではだらだらと話しかけられることを嫌う女性が多いため、話すときにはポイントをしぼって、事前に内容をまとめておくといいかもしれません。

彼女や妻などのパートナーに対しても同じです。

ストレスが溜まっているとそれをぶつける相手にされてしまい話を聞いてもらえないこともありますが、最初にしっかりと相手の話を受け止めれば、自分の話も聞いてもらえるでしょう。

また、ケンカのときなどは意地になっている部分もあるため、優しく、少しずつ話しかけ、無理なく心を開いてもらう努力が必要です。

相手が必要としているものを探り、それを与えることが重要となります。

人の話を聞かない人に話を聞いてもらう方法2つ

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(1)自分から意見を求める

話を聞かない人も、人から必要とされればうれしいはずです。

何か聞いてほしいことがあれば、質問して相手を信頼していることを伝えるといいでしょう。

お互いに信頼を築くことができれば、相手もあなたの話を聞いてくれるようになるはずです。

(2)話しかけない

人の話を聞かない人には、何を言ってもだめなときがあります。そんなときは諦めて、話しかけるのをやめるのもひとつの手です。

聞いてもらえないのに話しかけることはストレスになり、それが相手に伝われば反発をうむだけ

わかり合えない人もいるのだと割り切ることも必要です。

「人の話を聞かない方が良い」の意味とは

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人の話を聞き、それを踏まえて質問するというのが会話では一般的ですよね。

しかし、ビジネスの世界、特にアメリカでは、話の途中であっても気になることがあればすかさず質問し、解決していこうとします。

会議などでは同時に複数の人が話しているということも珍しくなく、意見を出さなければ意見がない人とみなされてしまいます。

相手や場によっては、聞くこと以上に発言することが大事だとされることもあるのです。

まとめ

「人の話を聞かない人の特徴」や「考えられる病気」などについて解説してきましたが、いかがでしたか?

人の話を聞くと言うのは、コミュニケーションをとるときの第一歩と言えるもので、これができなければ日常生活で不便な思いをすることがあるはず。

しかし、意外と話を聞けていないということもあり、人の話を聞くというのは誰でもできているとは言えません。

「話を聞いてもらえないな」と思ったときには、自分の行動も見直してみる必要があるのかもしれませんね。

【関連コラム】
男の子は特にそう!? 子どもが親の言うことを聞かない理由と対処法

●ライター/マフィー(ママライター)
●追記/パピマミ編集部
●モデル/福永桃子前田彩(桃花ちゃん)ゆみ藤沢リキヤ倉本麻貴(和くん)SAYA

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