子供が転校してから学校に馴染むまでの、親としてのベストな接し方

【ママからのご相談】
小学2年生の男の子と、幼稚園の年中さんの女の子のママです。この夏休みに新居に引っ越す予定です。最近ママ友に、「(子供達が)転校生になるんだね、かわいそう」と言われてちょっとショックでした。転校生は本当にかわいそうなのでしょうか。急に不安になってきました。

qa_a転校を良い経験にできるように、「寂しさの共感」「ポジティブな言葉がけ」「お友達できた? と聞きすぎない」を心がけて乗り切りましょう!

前回のコラム、『転校生はかわいそう? 転校する子供の実態と心理』では、実際に転校を経験した方への調査結果を通して、「転校を良い経験としている方もいる。かわいそうと決めつけないようにしましょう」という事をお伝えしました。

今回のコラムでは、「転校・転園を良い経験にできるよう、親が心がけるべきこと」を、周囲の転校・転園経験ママさん達の意見も参考にしながら考えてみたいと思います。

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現在のお友達との別れの寂しさを親子で共感する

前回のコラムに、子供は転校を知らされた時に、「新しい学校への不安よりも、現在の友達との別れの寂しさを感じている」との調査結果をご紹介しました。まずは、転校前のお友達と離れる寂しさを、親も一緒に受け止めてあげたいですね。

お話を伺ったママさん方は、「お友達にお別れの品を渡す」という方法をおすすめしてくれました。我が家でもお引越しの際には、仲良しのお友達に「お別れの品」を渡すようにしてきましたが、お別れの品を渡すことは子供にとって、『心に一つの区切りをつける効果』があるのではないのかな? と思います。

渡す物は、鉛筆やノートなどの手頃な価格の物で十分。幼稚園や低・中学年のお子さんには、渡す機会を親の方で作ってあげると良いですね。

ポジティブな言葉がけを心がける

「新しい学校でもおもしろい子がいるといいね」「次の学校にはどんな子がいるかな、楽しみだね」など、希望を感じられる言葉がけを、みなさん積極的に行っているとのこと。親の本心としては、「お友達できるかな?」と不安でも、それはぐっと胸にしまって、ひたすらポジティブにポジティブに!

「お友達できた?」と頻繁に聞かずに“見守る”

転校後の生活が始まると、ついつい、「お友達できそう?」と子供に聞いてしまいがち。心配だからこそ、聞きたくなる親心ですが、「子供にとってはプレッシャーになっているかも?」というご意見がありました。

「今日は一人で本を読んでいたよ。友達とは遊んでいない」とお子さんに言われて、内心心配しながらも、「うん、それでいいよ。お友達はそのうちできるからね。ゆっくりでいいんじゃない?」と答えているというママさんがいらっしゃいました。

私はとても感心してしまいました。私ならつい、「自分からお友達に遊ぼうって言ってみたら?」と言ってしまいそうです。でも、子供もそれは分かっているはずですよね。わかっていても出来るとは限りません。子供自身も内心焦っているかもしれないですしね。そこでポロッと出た一言にお母さんが優しく、「それでいいんだよ」って言ってくれたら、ホッとするでしょう。

「早くお友達を作らなくちゃ」と親の方からプレッシャーを掛けることにならないように、親の方もゆったり構えて見守るようにしたいですね。

先生方から見た転校生の姿とは?

前回ご紹介した“アート引越センター”の行った、『転校生の実態調査』では、転校先の先生にも調査が行われています。

転校先の先生方からは、「転校生の9割は『自然とクラスメートに同化』し、『多少の問題を起こすことがあっても学期末頃には同化』している」との回答結果を得たそうです。「同化できずに登校拒否やいじめの問題で悩む児童が半数近いと回答したのは、1%」だったようです。

もしかしたら、子供は親が思う以上にたくましいのかもしれません。


いかがでしょうか。

転校・転園前後のお子さんへの接し方のイメージは湧いてきたでしょうか? 親の方が焦って子供を追い詰める発言をしてしまわないように、気を配りたいですね。

子供の転校・転園については子供によっても個性がありますし、一つのパターンで考えることはできません。親としては心配が尽きることはないですが、子供にとってもプラスの経験になることを願いつつ、お互い乗り越えていけるといいですね!

【参考リンク】
the0123引越文化研究所『小学校における転校生実態調査』

【関連リンク】
転校生はかわいそう? 転校する子供の実態と心理

●ライター/パピルス(フリーライター)

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