初めての引っ越しでトラブルを回避する10の対策

【男性からのご相談】
この度、転勤で初めての引っ越しをすることになりました。何から何まで初めての経験で、うまく引っ越しができるのか心配です。引っ越しで気を付けるトラブルなどありましたら教えてください。

a 起きやすいトラブルと対策を確認しておきましょう。

ご相談ありがとうございます、転勤族フリーライターのパピルスです。

初めてのお引っ越し、何かと不安になりますよね。私も初めての引っ越しのときには勝手が分からず、あたふたした記憶があります。

今回は、引っ越しの際に起きがちなトラブルについて、国民生活センターの『引っ越しサービスをめぐるトラブルの実態と利用のポイント』と周囲の引っ越し経験者のお話を参考にお伝えしたいと思います。

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引っ越しトラブルは多種多様!

国民生活センターに寄せられた相談をまとめた『引っ越しサービスをめぐるトラブルの実態と利用のポイント 』によると、引っ越し時に起きやすいトラブルは発生件数の多い順に次のようになります。

・1……約束不履行(引っ越しの予約を入れた日に引っ越し業者が来ない。予約した時間に来ない)
・2……荷物、家などに傷(梱包した荷物や家具に傷がついた、家の床に傷がついたなど)
・3……紛失(荷物がなくなった)
・4……見積(荷物量の見積ミス。見積後のキャンセルに関してのトラブル)

また、周囲の引っ越し経験者からは次のようなトラブルのお話がありました。

『見積の段階で、引っ越し後の段ボール箱の引き取りは無料だと聞いていましたが、当日担当の方にお聞きしたら、「当日の引き取りは無料だが、後日引き取りに来るのは有料」と言われました。もっと細かく確認しておくべきでした』

『段ボール箱につめた荷物がなくなりました。気付いたのが引っ越しから2~3週間経ってからだったので、引っ越し業者に問い合わせても分からず……。搬入した時点で段ボール箱の数は必ず確認しておくべきでした』

『引っ越し業者さんが食器戸棚の扉を養生テープで固定しました。新居で養生テープをはがしたら食器戸棚の塗装が剥げてしまった! 買ったばかりだったので、とてもショックでした』

『買ったばかりの冷蔵庫に小さなへこみ傷が複数ついてしまった』

引っ越しトラブルを防ぐために気を付けたいこと

国民生活センターの相談や経験者のお話にあがったような引っ越しトラブルに合わないようにするためには、どうしたら良いのでしょうか? ご自身でできる対策をご紹介します。

引っ越し準備段階のトラブル対策5つ

(1)業者の選定

業者の選定は金額だけで決めずに、電話や見積の応対の態度やインターネット等での口コミ情報、引っ越し業者の事業規模など総合的に考え合わせて決めること。キャンセル料金についても必ず確認しておきます。

(2)引っ越し料金

引っ越し料金は季節や曜日、時間帯などで大きく変動します。ご自身の引っ越しの相場を知るために最低でも3社は見積をとって検討しましょう。荷物の破損や家具への傷についての保険には入っているのかを確認します。

(3)契約

担当者の下見なしで電話やインターネットを通じて見積、契約をする場合は、「もし荷物が見積よりも多かった場合の追加料金は発生するのか?」「見積よりも多かった荷物は運んでもらえるのか?」等を事前に確認してから契約をしましょう。

(4)段ボール箱

段ボール箱を契約前に受け取らないこと(キャンセルした場合に、トラブルの元になる場合あり)。引っ越し後の段ボール箱の引き取りに関しては、「後日の引き取りは無料か?」「引き取り期限はあるか?」を確認しておくこと。

(5)通し番号

荷造りの段階で、自分で荷物を詰めた段ボール箱に通し番号を振っておきます。段ボール箱全てに番号を振るのが難しいようであれば、「これだけは!」というものが入った段ボール箱にだけでも通し番号を振っておきましょう。

そして、新居に運び込む際に、段ボールの数を確認します。足りない場合は、速やかに申し出てください。破損に気付いた際も、すぐに申し出ることが大切です。引っ越し当日に業者さんに直接見てもらい、確認をとってもらうのがベストです。

引っ越し当日以降のトラブル対策5つ

(a)傷の確認(搬入前)

傷をつけられたくない家具や冷蔵庫等は、運び出す前に引っ越し業者さんと一緒に傷の有無の確認を。その際、立ち会った業者さんにも署名等をもらっておくと安心です(引っ越しの際についた傷なのか、以前からあった傷なのかを明らかにするため)。引っ越し業者さんの方から、確認書を作成してくださる場合もあります。

(b)養生

特に大切な家具等は、養生(傷がつかないように保護材を巻くこと)をしっかりしてもらうように、当日の作業担当者に直接お願いしましょう(見積担当者に伝えただけでは不十分です)。また、養生テープやガムテープで塗装が剥げる場合もあるので、初めて養生する家具等は、事前に自分で見えない部分で試しておくと安心です。

(c)積み残し

荷物の搬出後には必ず積み残しがないか、引っ越し業者さんと一緒に確認すること基本です。万が一に備えて、作業リーダーや営業所の電話番号を聞いておくと、迅速に対応できます。

(d)傷の確認(搬入後)

家や家具などへの傷がないか、搬入直後に確認し、もしあれば作業リーダーにも確認してもらい、対処法(修理や買い替えなど)について書面に残してもらう。

(e)トラブル

トラブルが起きてしまったら、引っ越し業者さんに誠意ある対応を求めることはもちろん、納得のいく対応をしてもらえない場合は、消費生活センターに相談することで、解決のヒントが得られる場合もあります。


引っ越しのトラブルは多種多様で、「これだけ対策をしておけば万全」とは決して言えませんが、引っ越しの際に起きやすいトラブルを知り、対策を頭におきつつ引っ越し準備に励んでくださいね。

【参考リンク】
引っ越しサービスをめぐるトラブルの実態と利用のポイント | 国民生活センター(PDF)

●ライター/パピルス(フリーライター)

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