兄弟が2歳差で生まれるメリット4つ

【ママからのご相談】
1歳8か月になる娘がいて、現在妊娠中のママです。赤ちゃんが生まれたら、娘とは2歳差のきょうだいになるのですが、周りからは、「2歳差が一番良い」とよく言われます。

2歳差のきょうだいにはどんなメリットがあるのでしょうか?

a 大変な時期を越えれば一気に楽になります!

ご相談ありがとうございます。フリーライターの小柚子です。

きょうだいの年齢差についてはさまざまな意見がありますが、その中でも根強いのが「2歳差が良い」というものですよね。

実際に、育児雑誌『赤すぐ』で行われた2人目についてのアンケートでは、理想とする子どもの年齢差は“2歳差”とした女性が41%と圧倒的に多かったようです。

なぜ2歳差を理想とする意見が多いのでしょうか? ここでは、2歳差のきょうだいのメリットについて考えてみたいと思います。

2歳差きょうだいのさまざまなメリット

私自身の子どもも2歳差のきょうだいです。

下の子が赤ちゃんのころは、上の子の赤ちゃん返り、イヤイヤ期、トイレトレーニングが重なる時期でもあり、今思い出そうとしても少々記憶が飛んでいるくらい大変な毎日でした。

しかし、子どもたちが成長するに従って、2歳差のメリットを大きく感じるようになりました。

以下に、主なメリットをあげてみましょう。

(1)大変な時期がいっぺんに終わる

2歳差は、下の子が生まれてから2〜3歳になるくらいまでが一番大変です。

その時期が過ぎると、上の子は幼稚園などに入園してママと離れる時間が多くなり、下の子もイヤイヤ期がおさまってくるため、少しずつ楽になります。

ママの体力があるうちに、乳幼児の大変な時期が一気に終わるのが大きなメリットです。

(2)子ども同士で一緒に遊んでくれる

先に挙げたアンケートの中でも、2歳差を希望する理由として、「一緒に遊ばせられる」「年が近い方が協力しあって成長できる」という意見が多く見られました。

わが家も2歳差で女の子と男の子がいますが、8歳と6歳の今でもよく一緒に遊んでいます。

2歳くらいの開きでは、好きな遊びやオモチャ、テレビ番組などに大きな差はありません。

そのため、ママが間に入らなくても、きょうだいで仲良く遊んでくれることが多いのです。

もちろんケンカもしますが、年が近い分、きょうだいという小さな社会の中で、お互いを思いやる気持ち、物を分け合ったり譲り合ったりする気持ちが、上の子にも下の子にも育まれやすいのではないかと思います。

(3)上の子のおさがりがすぐ使える

2歳の差であれば、上の子が使ったベビーベッドやベビーカーといった育児用品を、下の子がすぐに使うことができます。

大きなものはしまっておくのもかさばりますし、一度しまうと出すのも大変ですから、使う時期が近いと楽ですね。

第3子の予定がなければ、下の子が使わなくなった後、処分するなり他の人に譲るなりして、大物のストックを何年も取っておかずに済むのもメリットです。

(4)上の子の用事で下の子を連れ出すことが少ない

上の子が幼稚園や小学校に通っている場合、参観などの行事、あるいは役員の集まりなどに参加しなければならないことも多くあります。

赤ちゃんを連れての参加は大変ですし、インフルエンザやノロウィルスなどの感染症が流行する時期は特に、頻繁な外出はできる限り避けたいものですよね。

2歳差の場合、下の子の抵抗力が弱い時期には、上の子がまだ未就園ですから、幼稚園や学校の用事で小さな下の子を外に連れて行かなければならない機会が少ないのも、感染予防の面ではメリットと言えるのではないでしょうか。

そのほかにも、

・新生児の育て方を覚えているうちに下の子が生まれる
・男女のきょうだいの場合、七五三が一緒にできる
・学校の卒入学が重ならない

といった意見もあります。


いかがですか?

2歳差きょうだいの育児は大変な面もありますが、その時期を過ぎると一気に楽になるのが魅力的ですし、きょうだいで仲睦まじく遊んでいる様子に、親の私が癒やされることも多くあります。

下のお子さんが生まれたら、ぜひとも2歳差のメリットを実感してくださいね。

●ライター/小柚子(フリーライター)

編集部追記

今回のコラムでは、2歳差きょうだいのメリットとして、「一緒に遊んでくれる」「育児期感が短い」などの観点からアドバイスをいただきました。

「2歳差のきょうだい」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

まだまだある! 2歳差きょうだいのメリット

ノートルダム大学の研究でも、兄弟構成で一番理想的なのは“2歳差”という結果が出されました。

上記コラムでも触れられている2歳差きょうだいのメリットですが、まだまだあるので一緒に見ていきましょう!

高齢出産でも大丈夫

2歳差きょうだいの場合、育児期間が他のきょうだい構成に比べて短いため、高齢で出産しても育児を終えるまで体力を持続させることができます。

また、とくに手のかかる時期をいっぺんに終えることができるため、仕事復帰もしやすくなります。

本気のきょうだいゲンカができる

年の差が大きく離れているきょうだいだと、ケンカの際に上の子に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから手加減しなさい」といって我慢を強いる必要があります。

しかし、2歳差程度だとそこまで気を張らなくていいので、上の子も下の子も本気できょうだいゲンカができます。

きょうだいはケンカをしながら仲良くなっていくので、全力でぶつかるのが一番です。

保育園で兄弟割引が適用される

保育園の多くは、2人目以降から入園料を安くする、“兄弟割引”という制度を設けています。どのくらい割引されるかは園によって異なりますが、10%程度のところから50%程度のところまであります。

保育園の入園金は2〜3万円のところが多いので、とても助かりますね。

計画的に2歳差を狙うには

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このようにさまざまなメリットがある“2歳差きょうだい”ですが、計画的に出産するにはどうしたら良いのでしょうか。

まずは妊娠の仕組みから見ていきましょう。

“十月十日”という言葉をご存じかと思いますが、人間は妊娠してから出産までの期間が約10か月ほどです。ちなみに、十月十日を日数になおすと280日となります。

つまり、希望する時期の約10か月前には妊娠していなくてはなりません

例えば、2016年1月生まれの子どもがいる場合だと、最低でも2018年の2月(出産予定2018年12月)には妊娠しておく必要があります。

妊娠・出産の計算方法はややこしくて分かりづらいですが、簡単に子づくりの計算をしてくれるアプリも出ているので、ぜひ活用してみてください。

2歳差育児の大変なところ

学費問題

2歳差のきょうだいを育てるとき、とくに大変だと言われているのが“学費問題”。

2歳差だと、在学期間が被ることが多いため、私立などの学費が高い学校に通わせている家庭はお金の負担がとても大きくなります。

ある程度年の差が離れていれば、一度の大きい出費をまかなう期間がありますが、2歳差だとその時間があまりありません。

短期間での大きな出費を連発することになります。

きょうだいゲンカが多い

上で2歳差きょうだいは仲が良いと書きましたが、“けんかするほど仲が良い”という言葉の通り、とにかくケンカが多いです。

しかも、本気のケンカなので毎回仲裁をするのに疲れてしまうママも少なくないようです。

他のきょうだい構成とはどう違う?

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これまで2歳差きょうだいについて見てきましたが、それよりも年の差が小さい年子や双子とは育児の苦労も違うようです。

年子の場合

年子は、ご存じの通り、1歳しか年の差が離れていないきょうだいを指します。

育児で苦労することの特徴は似ていますが、“子育てが一気に終わる”“きょうだいが友達のようになる”といった点では、年子の方がよりメリットを感じられるでしょう。

また、出産時に上の子がイヤイヤ期になる2歳差育児と違って、年子の場合は上の子があまり手がかからないというメリットもあるようです。

その一方で、年の近い子どもを同時に育てる苦労や学費を用意するスパンが短いなどの点では2歳差育児よりも負担が大きくなります。

双子の場合

双子の場合は、本当に子育てが一気に終わるので、ツラい時期を乗り越えて子どもが大きくなれば、育児が楽になります。

年の差があるきょうだいと違って、学年が変わることもないので学校の行事などが一度で終わることもメリットの一つと言えます。

しかし、赤ちゃんを二人同時に育てるのは苦労の連続ですし、ベビー用品などでお下がりが用意できないという金銭面での負担も大きくなります。


2歳差、年子、双子には、それぞれメリットデメリットがありますが、子どもを育てる喜びは変わらないはずです。

とはいえ、金銭的な負担などの現実的な問題もあるので、自分の経済状況などと照らし合わせて家族計画を立てるようにしたいですね。

在学期間はどう被るの?

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きょうだいを育てる上で気になるのが、子どもの在学期間はどういう風に被るのかということ。

たとえば、3歳差だと同時に入学式を迎えたり、受験を迎えたりして大変です。2歳差の場合はどうなのでしょうか。

まず、保育園の場合、3歳までのところが多いので、下の子(0〜1歳で入園)と一緒に通うことができます。

幼稚園は3歳から5歳(実際には6歳であることが多い)までなので、下の子が3歳になるまでは二人バラバラに通園することになります。

小学校では、上の子が3年生のときに下の子が入ってきます。

年の差きょうだいの良いところですが、初めての入学で不安な下の子を、先輩である上の子がフォローしてあげることができます。

こういうところで、兄(姉)を尊敬することが多いんですよね。逆に上の子は、ここが兄(姉)の威厳の見せ所です。

中学、高校になっても、ギリギリ在学期間が被るので(上の子が3年だと下の子は1年)、通う学校が同じであれば、上の子にフォローをお願いすることができます。

また、上の子が受験のときには下の子の受験が終わっており、反対に下の子の受験が終わっているときは上の子の受験が終わっているので、勉強面でも親の負担は少ないです。

大学で一緒になるのは、上の子が20歳のときですが、この時期の学費の負担はとても大きいため、金銭面での正念場となります。

二人が大学を卒業することには、上の子が24歳で下の子が22歳。大学卒業のタイミングが子育て終了と考えるなら、子育てにかかる期間は24年間ということになります。

3歳差だと25年、4歳差だと26年と伸びていくため、年の差が大きければ大きいほど、育児にかかる期間は長くなります。

2歳差は妊娠中もツラい!

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2歳差育児の大変さは、妊娠中から始まります。

つわりで身動きが取れないときでも、手のかかる上の子に食事を作ってあげたり、お風呂に入れてあげたりしなくてはなりません。

また、上の子が1歳後半になるとトイレトレーニングも始まります。

妊娠中の体調不良と育児の多忙さでトイレトレーニングに時間をかけられなくなるため、“3歩進んで3歩下がる”を繰り返すことも多いようです。

家の中だけでなく、外出時も大変です。移動中は自分の重たい体に苦労しながら、上の子をベビーカーに乗せたり、おんぶヒモで抱える必要があります。

買い物でも妊婦健診でも、とにかく上の子を連れながらの外出になるので、外出がイヤになったというママもいるようです。

下の子の出産後にはイヤイヤ期が待っている

さらに、ツラい妊娠期間が終わっても、出産したころには上の子が2歳児になっているため、イヤイヤ期に突入しています。

目の話せない下の子面倒を見ながら、悪さやイタズラをしたり、大泣きして甘えてくるなどの嵐のようなワガママに耐えなければなりません

産後でホルモンバランスも崩れがちなこの時期は、ママの情緒も不安定なことが多く、思わず上の子をぞんざいに扱ってしまったり、小さなことで怒鳴ったりすることもあります。

そのことで罪悪感を抱いたり、自分自身で母親失格のレッテルを貼ってしまうママは少なくなく、周りのサポートがなければ“産後うつ”などになる恐れもあります。

上の子に悲しい思いをさせないために

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下の子を出産すると、上の子はこれまで自分一人のものだったママの意識が他へ集中することに悲しみを覚えます。

とくに2歳差の場合はイヤイヤ期のまっただ中でもあるため、たくさんのワガママでママの気を引こうとします。

下の子の育児で余裕のないママは当然叱りつけますが、冷静に考えてみると、上の子に罪はないんですよね。

赤ちゃんが生まれると、ママやパパだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんまでもが赤ちゃんに意識を集中してしまいがちです。

皆から構ってもらえなくなった上の子は、強烈な疎外感を抱きます。

構って欲しくてイタズラや甘えるなどの行動に出ますが、「お兄(姉)ちゃんだから……」と諭されて終わり。

そういうことが繰り返されると、上の子は赤ちゃん返りをして対抗します

赤ちゃんの育児で手一杯なママは、イライラしてしまうと思いますが、そこはぐっとこらえて、優しく接してあげるようにしましょう。

上の子が甘えてくるときは、きちんと構ってあげて、「自分が一番愛されている」と感じさせるようにしましょう。

ちゃんとママの愛情が伝われば、上の子は良い子になりますよ。


これまで、「2歳差育児の苦労」や「上の子のケア」などについてご紹介してきました。

一般的には理想とされている”2歳差育児”ですが、大変な思いをすることも多いようです。

しかし、きょうだい同士で仲良く遊んだり協力し合っているのをみると、「やっぱり2歳差で良かった」と思うでしょう。

これから家族計画を立てる方は、今回のコラムを参考にしてみてはいかがですか?

(パピマミ編集部/上地)

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