「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子供の育て方

【パパからのご相談】
幼稚園に通ううちの娘は、「ありがとう」や「ごめんなさい」などの挨拶ができません。両親や親戚に何かをもらっても黙って下を向いています。躾がなってないと思われそうで恥ずかしい思いです。どうしたら、きちんと感謝の言葉を伝えることができるのでしょうか?

a 親がお手本。まずは気持ちのよい挨拶ができる親になろう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

「ありがとう」という言葉は、「有り難い」「有ること難し」など滅多にあり得ないこと、というのが本来の意味です。「すみません」は、「澄みません」。相手に失礼なことをして、「私の心が澄みません」と澄んだ心になれなかったことを、詫びる言葉でした。

パパがおっしゃるように、こうした感謝の言葉や、陳謝の言葉は、お子さんがこれから社会に出ても人間関係をスムーズに、またマナーを守り生活する上で、とても大切です。

ただ、親がなんとか言わせようとしてもお子さん自身、なかなか言えないこともあるでしょう。お子さんの成長は人それぞれです。年齢や年中さんだから、お姉ちゃんだから、といっても難しいことも多いのです。

また、親が、「ほら、ありがとうは?」と促せば、それをまねして反射的に、「ありがとう」と言うかもしれません。実際にそれで、言えるようになる子もいます。でも、大きくなって、促す大人がいなくなれば、自発的に心を込めて言えるのでしょうか。

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「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子に

「ありがとう」が言える子は、どんな子なのでしょうか。

ありがとうが言えるかどうか、その子の親を見ればわかるといいます。挨拶のできる子というのは、その親も、例外なく気持ちのよい挨拶ができているからです。まだ小さいのに挨拶のできる子は、親の日常の態度をただまねしているだけなのかもしれません。その家庭には、空気のように素敵な挨拶が存在しているのです。

ですから、子どもに最低限守ってほしいルールは、親の方が率先して守りましょう。

汚い言葉を使ってほしくなければ、親の方こそ注意して話します。嘘をついてほしくなければ親は嘘をつかないし、感謝してほしければ、あなたが感謝を伝えます。悪いことをしたときに謝ってほしければ、あなたも素直に謝る姿を見せる必要があります。

親が謝る姿を見るのも学び

なかなか恥ずかしがって言えない子や、まだ小さいお子さんの場合は、親の方がしっかり心を込めて、「ごめんなさい」「ありがとうございます」など代弁して伝えることも大切です。

たとえ今回できなかったとしても、いつも励ましてあげましょう。「次はできるよ」「今度は一緒に言ってみよう」など。励まされて育った子は、「たとえ失敗しても次がある!」と自信を持つ子になります。「私は親に支えられている」という実感が持てるからです。

他にも、絵本を読んだり人形やぬいぐるみを用意して、こんなときはどんな風に言葉をかけるのか、遊びを通して学んでいくのもよいでしょうね。


どうぞ、お子さんをよく見てあげましょう。パパはいつもどんな姿をお子さんに見せていますか? 奥さまに、ありがとう、ごめんなさいなどを普段から伝えていますか? どうか、お子さんの見本となりますように。

パパの暖かな家族との気持ちの交流は、お子さんの心に自然と感謝の気持ちを育てます。どんどん声をかけていってくださいね。

【参考文献】
・『三六九の子育て力 大人になって困らない人を作る』越川禮子・著

【関連コラム】
子どもに教えよう!「いただきます」と「ごちそうさま」の本当の意味
「貸して」「ありがとう」などの挨拶ができる子になる親子の会話術

●ライター/*SARASA*(ママライター)

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