法律に触れる「道路遊び」の迷惑行為とは

【ママからのご相談】
最近気になることがあります。幼稚園に子供を送った後によく見る光景なのですが……。ママたちがその場に残り井戸端会議をしてる中、その横でまだ幼稚園や学校に通っていない小さな子どもたちが大騒ぎをしています。道路の真ん中に座って遊んでいたり、勝手に敷地内に入ったり。話すのに夢中になっているので子どもが何をしていても放置です。

事故にでもあったらとても危険ですし、近所トラブルになったことも聞きます。この迷惑行為は法律に触れますよね??

a 場合によっては違法。周囲に気を配りましょう。

ご相談ありがとうございます。アディーレ法律事務所弁護士の島田さくらです。

道路族というと、道路関係につながりの深い政治家を思い浮かべてしまいますが、最近では、道路で子どもを遊ばせることで迷惑行為にまで発展させる人のことを道路族と呼ぶそうです。

140822shimada

道路における禁止行為

道路で少し立ち話をしたり、子どもが道路で遊んだだけで、即違法ということはありません。

しかし、道路交通法76条4項2号は、『道路において、交通の妨害となるような方法で寝そべり、すわり、しやがみ、又は立ちどまつていること』、同条同項3号は、『交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること』を禁止しています。

これらに該当する場合には道路交通法に違反するということで、道路交通法120条1項9号により、5万円以下の罰金または罰則が適用される可能性が出てきます。

幼児の保護

また、道路交通法14条3項は、『児童(六歳以上十三歳未満の者をいう)若しくは幼児(六歳未満の者をいう)を保護する責任のある者は、交通のひんぱんな道路又は踏切若しくはその附近の道路において、児童若しくは幼児に遊戯をさせ、又は自ら若しくはこれに代わる監護者が付き添わないで幼児を歩行させてはならない』と定めています。

ですから、交通量の多い道路で親が子どもを遊ばせていれば、この法律にも違反することになります。


「上の子を幼稚園に送り届けて一息ついたところで会ったママ友と、ちょっとだけおしゃべりを楽しみたい」、そんな気持ちはもちろんわかるのですが、道路で小さな子どもから目を離して大けがでもしたら大変ですし、井戸端会議がついつい盛り上がってはしゃいだ声を出してしまい、それが近くに住む方のストレスになってしまうこともあります。同じ地域に住む方への配慮も、ママ力につながります。

おしゃべりが長くなりそうであれば公園に移動するなり、お店に入るなりして、安全な場所で子育ての息抜きをしましょう。

【関連コラム】
家の前の道路で遊ぶ『道路族』が迷惑がられる理由
『道路族』ですが何か? 子供を道路遊びさせる親たちの主張5選

●ライター/島田さくら(アディーレ法律事務所:東京弁護士会所属)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする