小学生編・子供に言ってはいけない禁句集5つ

【ママからのご相談】
小学4年生の娘がいます。夏休みになってから、暑い日が続き、自宅でゲームをしてダラダラと過ごしてばかりです。それなので普段から、「学校はどう? 楽しい?」「お友達と遊びに行ったら?」と、発破を掛けているのですが、のれんに腕押しです。本人が少しでもお友達と遊んだり、何かやりたい気持ちを起こしたりするような言葉の掛け方はありませんでしょうか?

a すぐに結果を求めない! 頑張っていることを認めてあげましょう。

こんにちは。ママライターのKOUです。

小学生のお子さんがいらっしゃるご家庭でも、夏休み期間中は、いつも以上に子どもの行動が目に余って、口うるさくなってしまいがちですよね。

前回の『幼児期編・子供に言ってはいけない禁句集5つ』に続き、小学生に対する言葉の掛け方についてご紹介します。

今回も、心理カウンセラー・朝妻秀子さんの著書『子どもが本当は欲しがっているお母さんの言葉』から、日常の中でお母さんがつい言ってしまいがちな話し方を、どう変えていけば子どもの自己肯定感を高められるのか、探ってみましょう。

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小学生

この時期は、学校という社会へ一歩踏み出すわけですが、これまでとは異なる、勉強や友達との関係、社会性の有無といった問題に直面します。そうした問題が現れても、すぐに結果を出そうと焦らないことが大事だそうです。

(1)「そんなこともできないの?」

小学生の子どもを持つお母さんの一番の心配事は、わが子が勉強をはじめ、絵や習字など学校の課題をきちんとこなせているかどうかではないでしょうか。

お母さんが期待していた通りの結果が得られないとき、つい言ってしまうのが、「そんなこともできないの?」という言葉。小学校に上がった子どもたちは、人生でほぼ初めて、能力を比較される経験をしますから、子どもだって、良い結果を得られるように頑張っているはずです。

そこで、お母さんから、「そんなこともできないの?」と言われると、子どもは、「自分は人よりも劣っているんだ」と、自分の能力を否定されたように感じてしまうようです。

すぐに結果を求めず、子どもの現実に対して、「努力しているね」「楽しそうにやっているね」と、そのまま受け入れ、頑張っていることを認めてあげましょう。

(2)「勉強しなさい」

小学校に上がると、「勉強しなさい」が口癖のママも少なくありません。

確かに、知識を学ぶことは大切ですが、「学校の勉強をやっていれば、とにかく安心」というのは、結果主義の考えです。「勉強しなさい」は、「勉強しないと、あなたはバカになるよ」というメッセージになってしまうそうです。

「動物に詳しいよね」「地図を見るのが得意だよね」といったふうに、子どもが関心をもっているものに、親も関心を示すことで、子どもの好奇心を高める言葉を掛けましょう。

(3)「最近、学校でどう?」

毎日、明るく元気に、子どもが学校での出来事を話してくれたらお母さんは嬉しいものです。ですから、子どもが何も話してくれないと不安になって、つい、「最近、学校でどう?」なんて聞いてしまいますよね。

自分から学校のことを進んで話さない子の場合、お母さんが聞けば聞くほど黙り込んでしまいます。それは、「お母さんは、僕が話しても楽しそうに聞いてくれない」「お母さんが喜んでくれることを、私は話せない」などの理由から、単純に、「お母さんに話したくない」という可能性があるようです。

無理に何かを聞き出そうと、質問攻めにするのではなく、子どもが今何を考えているのか、何に興味を持っているかを、よく聴くことです。

(4)「あの子と遊んじゃだめよ」

子どもにとって友達との遊びは、大切な学びです。一緒に知恵を出し合って遊ぶ中で、コミュニケーション力が育ち、社会性が養われていきます。

だからこそ、お母さんにとって、わが子がどのような子と遊んでいるかは大きな問題だと思われます。子ども同士が仲良しでも、周囲からあまり良くない評判を聞いたり、家に遊びに来たときの態度が気になったりすると、「あの子と遊んじゃだめよ」と、付き合うのをやめさせたくなります。

そんなとき、子どもは、「お母さんが良くないって言うんだから、やっぱり良い子じゃないのかな」という思いを抱くようになります。さらにこれが、「自分は気づかないけど、悪い人間はいるものなのだ」という考えを芽生えさせ、周囲に対して、「You(周囲の人たち) are not OK」というネガティブな考えを抱かせるようになるそうです。

気になる友達関係があるときは、「○○ちゃん(くん)は、あの子のどこが好き?」と聞くこと。友達の良いところを知っている子どもを信じであげましょう。

(5)「我慢しなさい」

子どもが学校(社会)に対して、「担任の○○先生、不公平なんだよ!」などと、理不尽さや不条理を感じて訴えてきたとき、戸惑ってしまうお母さんも多いかと思います。そんなとき、お母さんが、「よくあることよ。我慢しなさい」と言うのは、「どんな不条理なことでも受け入れなさい」というメッセージになるようです。

かえって、子どもは納得できない気持ちを抱え、日々を過ごすことになります。

そんな無理を強いるよりも、「そういうことで頭にきているんだ」「それは、違うと思っているのね」と共感の態度で接することで、公共の場所で子ども自身が強くしなやかに行動できるようになるということです。


以上、小学生編でした。

どの年代にも言えることですが、親の言葉ひとつで子どもは変わります。ですから、子どもに向ける言葉や行動の中で、自己肯定感を高めるメッセージを伝える工夫をしていくことが重要だと言います。

ご相談者さんのお子さんは小学生ですが、ぜひ、幼児期編も取り入れながら子育てに励んでくださいね。

【参考文献】
・『子どもが本当は欲しがっているお母さんの言葉』朝妻秀子・著

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●ライター/KOU(ママライター)

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