これで解決! ママが育児ストレスを抱える原因と対処法

【パパからのご相談】
こんにちは。私には3歳と2歳の息子がいます。

3つ年下の妻は結婚前から子どもが好きで、子どもを産み専業主婦になるのが夢だと言っていました。

しかし、その夢を叶え専業主婦として育児に専念している今、妻は家にいるあいだ中ずっと不機嫌で、少しでも口喧嘩になると最後には「あなたには私の大変さは分からない」と言います。

育児が大変なのは分かりますが、好きで子どもを産んで好きで仕事を辞めたのに、一体自分にどうしてほしいんだとこっちもイライラしてしまいます。

このままいくと、夫婦関係に亀裂が入りそうです。こんなとき、自分はどうすればいいのでしょうか。

a まずは、育児の大変さを理解してあげましょう。

ご相談ありがとうございます。3人育児中のママライターのアンジです。

育児をしていてイライラしてしまうなんてことは、母親になったほとんどの方が経験することです。それは、子ども好きの方でも同じ。

私の知人の中には、「他人の子どもはかわいく見えるのに、自分の子どもがかわいく見えない……」と悩んでいる方もいらっしゃいました。

それだけ、育児というのは精神的に負担が大きいものです。

もしかしたら、子ども好きの方こそ一生懸命になりすぎて、いっぱいいっぱいになってしまうのかもしれませんね。そんなときの一番の心の支えは、なんと言っても旦那様です。

育児に関しては、お母様を頼りにすることもあるかもしれませんが、精神面はできるだけサポートしてあげたいですよね。

そのためにはまず、奥様がなぜそんなにイライラしてしまうのかを理解することが大切です。

そこで今回は、育児を経験したママさんたちのお話を参考に、“ママが育児でいっぱいいっぱいになってしまう理由”をお話しさせていただきます。

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ママが育児でいっぱいいっぱいになってしまう理由5つ

(1)泣き声

育児をしていてストレスになること第1位は子どもの泣き声です。

それは、うまく言葉で伝えることができない子どもからの当然のアピールなのですが、毎日のように泣かれてしまうと、かわいいわが子も憎らしく見え、苦しくなってしまうことがあるのです。

朝の寝ぐずりにはじまり、喉が渇いた、お腹が空いた、兄弟と喧嘩した、思い通りにならない、と、よく泣くお子さんだと休む暇もありません。

相手が“愛するわが子”ということで憎むこともできず、そして自分で望んだ状況だから逃げることもできず、ただただ追い詰められていくような感覚になるママも多いようです。

(2)育児は24時間体制

いくら夜は寝ているといっても、3歳までのお子さんは夜中にグズつくこともしばしば。

また、部屋は暑すぎないか、寒すぎないか、布団を飛び出していないか、変な体勢で寝ていないかと、ママは夜中でも完全に気持ちをオフにすることがありません。

隣で寝ていたのに、夜に子どもがグズついていたと聞かされてびっくりしたという経験はないでしょうか?

ママは、本能やホルモンの働きで自然とそうなってしまうようなのですが、神経質な方であればあるほど、精神的に疲労してしまうのは確実ですよね。

奥様も子どもが好きだということなので、旦那様が考えている以上に24時間神経を張り詰めているのかもしれません。

(3)行動の制限

24時間小さな子どもと一緒にいるということは、24時間行動を制限されるということです。

ご相談者様のお子さんはお2人ということなので、買い物をすることですら大仕事でしょう。今まで気軽に行っていたコンビニも気軽なものではなくなります。

「1人でゆっくり買い物したい!」と切望しているママも多いはずです。

(4)予定通りに動けない

また、小さな子どもと一緒に行動するというのは、予定外のことでいっぱいです。

出かける直前にお茶をこぼされた、大事な予定前に熱を出したなど、計画通りにならないことだらけです。

もちろんママは、ある程度それを視野に入れて予定を立てているのですが、それでも予定通りにならないことにストレスを感じるママは多くいるはず。完璧主義なママならなおさらです。

(5)自分の子育てへの不安

初めての育児は不安だらけです。

他の子と比べてしまったり、イヤイヤ期や兄弟ゲンカ仲裁のときの自分の対応は正しかったのか自己嫌悪に陥ったり……。

毎日手探り状態で、育児とその合間に家事をどうにかこうにかこなしています。そのため、他のことに配慮する余裕がなくなってしまうことがあるのです。

では、パパは何をすればいいのか

もちろん欲する言葉、態度は人それぞれだと思いますが、多くのママさんは、旦那様の大変だということを理解している旨の言葉、または態度で少しだけ救われているようです。

みんなやっていることだから当たり前だと思わず、奥様の頑張りを認めてあげてくださいね。

また、なにか手伝おうという気持ちがあるなら、

『「これ、やっておこうか?」と聞くのではなく、「これ、やっておくね」と宣言してほしい』

という意見もありました。

“お手伝い”ではなく、自分も育児に参加しているという旦那様の姿勢が大事なのかもしれません。


好きなことを仕事にした方でも、嫌なこと、つらいことはたくさんあるのではないかと思います。

旦那様は、「自分も仕事で大変なのに家でまで気を使わなきゃいけないのか」と思われることもあるかもしれませんが、子どもが手を離れ、心に余裕ができたそのとき、奥様が旦那様を思いやってくれるかどうかは今の旦那様の態度にかかっています。

大変だとは思いますが、家庭円満のためもうしばらく頑張ってくださいね。

●ライター/アンジ(ママライター)

編集部追記

今回のコラムでは、ママが育児ストレスを抱える理由として、「子どもに振り回され思い通りにできないから」という視点でアドバイスをいただきました。

「育児ストレス(子育てのストレス)」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

まだある! 育児ストレスを抱える理由5つ

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(1)失敗できない緊張感

ママにとって子育ては初めてのことで、最初は分からないことや不安に思うことの連続です。

しかし、“人を1人育てる”ということからくる緊張感は計り知れないものがあり、失敗ができないという子育てのプレッシャーは日増しに大きくなっていきます。

周りに相談できる環境がなければ余計にストレスを溜めることになるでしょう。

(2)夫との不公平感

子育て期間中に、夫に対して不満を抱く妻は少なくありません。外で働いていることを理由に子育てに参加しない夫の話を聞くこともよくあります。

そんな中、妻が夫に対して不満を抱える一番のポイントは、“不公平感”です。

外で働くことのストレスがあるとしても、それ以外の部分で逃げ場があり、外に発散しに行くこともできます。

遊びの誘いに対しても、基本的には自分の予定との兼ね合い”だけを気にすればいい夫は、妻から見れば自由な存在にしか見えないようです。

「私は自分の予定に加えて子どもたちのことも考えなければならないのに……」という不満は小さくないでしょう。

(3)豊富すぎる知識

昔に比べてネットが発達し、子育てに関する情報を手に入れることは容易になりました。

子育てに関する書籍も豊富で、調べて手に入らない情報はないと思えるほどです。

では、その知識が得られることで子育てが楽になっているかというとそうではありません。

知りすぎてしまうことで“自分のできていないこと”にばかり目が向くようになってしまい、これもストレスのひとつとなっています。

正解を探し求め、人との差に悩み、ストレスを溜めていくという行動は決して望ましものではありません。

(4)達成感を得られない

子育て中は子ども中心の生活となります。自分のやりたいことをしようと思っても、子どもに泣かれれば作業を中断して子どもの世話をしなければならないのです。

自分のやりたいあらゆることを、中途半端な状態で手放さなければならず、毎日がその繰り返し。

疲労が蓄積していくのに、達成感は得られないという状態に陥りストレスとなります。

「子育てで子どもの成長を見られるという達成感がある」と思われるかもしれませんが、子どもの成長というものはほんのわずかで、達成感を味わうことができる場面はそう多くありません。

そもそも子育て自体にゴールはなく、中断された仕事ばかりに目がいくことになるでしょう。

(5)孤独を感じる

忙しすぎて周りに目を向ける暇もなく、ずっと赤ちゃん中心の生活を余儀なくされる子育て。

特に核家族が増えてきたことで、日中の時間はママと子どもの2人きりということも珍しくなくなってきました。

外との接触がほとんどなく、次第に自分は一人ぼっちだという感情が生まれてきます。

社会から取り残され、「もう社会に戻ることはできないのではないか」という焦燥感を持ってしまうことも。

毎日同じことの繰り返しで、ばりばりと仕事をしていたママからすると生産性のない毎日だと感じられるでしょう。

みんなの育児ストレス体験談

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我慢の限界に達し家出

『日々の子育てに疲れ果ててしまい、母親失格だとは思いつつとうとう家出してしまいました。朝からカフェや本屋など、子どもがいたらゆっくりと楽しめないような場所をふらふらと自由に歩きまわりました。ただ、何をしていても「子どもは大丈夫だろうか」と頭をよぎってしまい、結局半日ほどで戻ってしまいました』

ストレスを溜め続けたことで一気に爆発してしまい、子どもを置いて出て行くという行動をとってしまったママも。

とはいえ、頭の中から子どものことを消してしまうことはできなかったようです。

『この件があってから、主人が育児に協力的になってくれたので、結果的にはよかったのかなと思います』

ママにとっても、子どもが一番大切なものと再認識できる良いきっかけになったのではないでしょうか。

仕事に遅刻してばかり

『娘のイヤイヤ期には本当に泣かされました。幼稚園への送迎も自転車に乗るまでに30分かかり、やっと着いたと思ったら今度は違うところに走って逃走。毎回先生も出てきて捕まえなければならず、この時期の仕事はほとんど遅刻していたと思います』

子どもは行動が読めず、しかもそれが毎日のこととなるとイヤになるのも仕方ありません。仕事への影響が出ると余計にストレスを感じてしまうのではないでしょうか。

『素直にママの言うことを聞いて登園している他の子どもを見て、「どうしてうちの子だけできないの!」と泣きたくなっていました』

部屋も心もすさんでいく

『日に日に荒れていく部屋を見ながら、掃除しなければと思いつつそんな余裕もないんです。やっと片付けの時間が取れたと思って掃除しても、次の瞬間にはもう汚れ始めているという感覚。気持ちもみるみる暗くなっていきましたね』

やらないといけないと分かっているのにできない……。そのもどかしい気持ちがさらにママの負担となってのしかかっていきます。

体力には自信があったが……

『学生時代からスポーツに打ち込み、体力には自信がありました。どんなにきつくても途中で投げ出すなんてこともしたこたなかったし。そんな私でも、育児だけは本当につらかったです。精神的にも肉体的にも限界で、専業主婦だと思ってバカにしていたママさんたちを見直しました。結局、予定していたよりも早く仕事に復帰しましたが、仕事ってなんて楽なんだろうと感じる毎日です』

周りから見ているだけの子育てと、実際に自分でやってみることには大きな隔たりがあるようです。

若さや体力に自信があっても、子ども中心で振り回される生活は初めての経験で想像以上に負担がかかるということは少なくありません。

怒って自己嫌悪の繰り返し

『0歳の息子の育児と、2歳の娘のイヤイヤ期が同時にきたときは全てを投げ出したくなりました。周りの人が全て敵に見えて、そんな自分を嫌いになってイライラすることの繰り返しです。それから上の子ができたことを下の子ができないときのストレスはすごいですね。この前は泣いてご飯を食べない息子にいらついてしまい、思わず食事を取り上げてしまいました。その後はまた罪悪感でいっぱいです』

「やっと手がかからなくなってきた」と思ったところでやってくるイヤイヤ期は大変なようで、2人の子育てに追われるママにとっては逃げ出したくなるもの。

相手は子どもだからと思いたくても、そう思えないほど追いつめられていたようです。

育児ストレスの解消法3つ

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(1)一人の時間を持つ

24時間途切れることなく続く子育て。意識してメリハリを付けるようにしないといつか壊れてしまいます。

少しでも落ち着く時間を作ることで、育児のつらさは緩和されるはずです。

全てを自分一人でやろうとせず、思いきって夫に泣き言を言うのもいいでしょう。

また、自分でできる家事だったとしても、あえてベビーシッターを頼んで自由にできる時間を作るのもおすすめです。

(2)子どものわがままをすべて許してみる

子どものしつけのためには、声を大にして怒らなければならないこともあるでしょう。

しかし、怒るということは想像以上にエネルギーを使うものです。毎日毎日子どもを叱ってばかりでは、ママはもちろん子どもも萎縮してしまい家庭の雰囲気も悪くなるはず。

そこでおすすめの方法が、“子どもを絶対に怒らない日”を作ることです。普段は注意してしまうようなことでも、その日だけはすべて許しましょう。

子どもは満足感を得られますし、それによって笑顔を見ることができれば「なんで今までこんなことで怒っていたんだろう」ということも出てくるかもしれませんよ。

(3)完璧主義をやめる

周りの声を気にし過ぎないようにし、良い意味で鈍感になることも大切です。

世間では、子育てを「できて当たり前」と考える風潮もありますが、育児に正解はありません。多少失敗しても、子どもは自分で成長していくものです。

それよりも、今だけしか見ることのできない子どもの姿を目に焼き付けることを大切にしましょう。

「子どもは育てるのではなく育つ」と考えることができれば力が抜け、楽しんで子育てに取り組むことができるのではないでしょうか。

育児ストレスを抱える妻に夫ができること3つ

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(1)仕事に一生懸命取り組む

子育てをするママからは「仕事だけしていればいいから楽だよね」などと言われることもありますが、仕事に取り組むことが悪いわけではありません。

むしろ、金銭的なストレスを抱えることで妻にさらなるストレスを与えるということも少なくないのです。

特に、慣れない夫が育児を手伝うと妻の仕事を増やしてしまうということにもなりかねないので、自分のできることに精一杯打ち込み、妻の心配をひとつでも減らすことが重要と言えるでしょう。

収入に余裕が出てベビーシッターを雇うということも協力のひとつです。

(2)姑からの口出しを防ぐ

ただでさえ妻に負担をかけてしまうことの多い、嫁姑問題。

かわいい孫のためとは言え、子育てに口出しをしてくる姑は妻にとって最大のストレスと言っても過言ではありません。

この2人のあいだに立って妻のことを守ることができるのは夫しかいません。

姑の気持ちを無下にしない程度に、子育てへの口出しをし過ぎないようにお願いしましょう。

(3)とにかく声をかける

男性の中には、大変そうな妻を見て優しく見守ろうとする人もいるのではないでしょうか。

しかし、育児ストレスを抱えるママにとって、ただ見守ることは“無関心”以外のなにものでもありません。

授乳など、夫が直接は手助けできないこともありますが、声をかけるだけで妻は「一人じゃない」と思うことができストレスを緩和させることができます。

まとめ

「育児ストレスの解消法」や「夫にできること」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

子育ては夫婦2人で協力して行うものです。どちらか一方だけが大きな負担を抱えることのないように、お互いに気にかけるようにしたいですね。

この時期に絆を深めることができれば、その後の夫婦生活もよりよいものになっていくに違いないでしょう。

(パピマミ編集部/豊田)

●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)

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