人見知りな子どもに読ませたい! ソーシャルスキルトレーニングに活用できる2冊の本

【ママからのご相談】
人見知りがちな娘のことで相談します。夏休みに入って、学校へ行かなくて良いと喜んでいます。お友達も少ないし、家で絵ばかりを書いています。私も人見知りな方でなんだか心配です。なにかできることはありませんか?

a お子さんと一緒にソーシャルスキルを学んでみましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの*SARASA*です。

人見知りであるということは、じっくりと慎重に物事を考えられる、人やものを見る目があるということです。とっても素敵なお子さんの才能の1つです。「人付き合いに必要なものは協調性だから多くの人にもまれて自分の力で身に付けろ」、という意見はあるものの、おとなしいお子さんには難しいことだと思います。ならば、考え方を変えてみましょう。

対人コミュニケーションは、海で泳げる、自転車に乗れるなど技術の1つです。時間のある夏休み、ソーシャルスキルトレーニングとして、お子さんと一緒に少しずつ学ばれてみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、あると便利な本を2冊ご紹介します。

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ソーシャルスキルが身に付く本2冊

(1)『みんなのためのルールブック あたりまえだけど、とても大切なこと』

ベストセラー『あたりまえだけど、とても大切なこと』の子ども向け版です。ロン・クラーク氏はアメリカの小学校の先生です。子どもたちがお互いに思いやりを持って楽しく勉強できるように願いを込めて作られた50のルールが書かれています。具体的な絵とわかりやすい文章で、どうしてこのルールを守る必要があるのかを読みながら一緒に考えることができます。

・人の意見や考え方を尊重しよう
・自分からご褒美を欲しがってはいけない
・誰であれ仲間はずれにしない
・横入りしない
・間違いを受け入れよう

以上のように、お子さんに身に付けてもらいたい“あたりまえ”が書かれています。あの時、友達や先生がどうして怒ったのだろう? 私はどうして悲しかったのだろう、など客観的にフィードバックすることも良いでしょう。

社会に出て“あたりまえ”に自信がなくなったとき、親自身も元気が出る内容がたくさんです。学校に上がる前のお子さんにも良いかもしれません。

(2)『イラスト版子どものソーシャルスキル 友だち関係に勇気と自信がつく42のメソッド』

友達や仲間、先生と関わるために、それぞれの思いや考えを伝え合う技術を身に付けられる形式になっています。ソーシャルスキルを身に付ければ、友達との関係に勇気と自信が持てます。

“落ち込んでいる友達を励ましたいとき”“自分の悪口を言うのをやめてほしいとき”“対立した意見を上手にまとめたいとき”など、子どもたちがいずれ遭遇するであろう友達との問題、相手への理解の仕方、自分の思考と感情の伝え方、感情のコントロールなどが学べるメソッドになっています。

その他にも、色々なソーシャルスキルが紹介されています。

・よし、やろうの自己会話(心のなかで、「よしやろう」と2、3回繰り返します)
・笑顔で、「よろしく」と言ってみる(自分から笑顔で言ってみます)
・相手が自分をどう考えているのか考えてみる(自分は相手からどう思われているか考えると言葉や態度が柔らかくなります)
・自分のことを話してみる(好きなこと、得意なこと、がんばっていること、良いところ)
・質問をしてみる(「○○さんは何が好きなの?」など。あなたが自分のことを話した後ならば、相手は自分のことを話してくれます相手のことを知ることができれば、相手への苦手意識は減ります)

親子一緒に、また本棚に置いてお子さんが困ったときに出してあげたい1冊です。


ソーシャルスキルは技術です。人と上手く関わる方法は、練習すると身に付けられるものだと良います。急がずに、少しずつ学んでいきましょう。また、コミュニケーション能力を高めるには、ご家庭でも、日常の様々な話題について、お子さんと語り合う時間を大切に。

親子で読書をしたり手紙を書いたり、語彙を増やし自分を表現する工夫も大切ですね。

【参考文献】
・『みんなのためのルールブック あたりまえだけど、とても大切なこと』ロン・クラーク・著/亀井よし子・翻訳
・『イラスト版子どものソーシャルスキル 友だち関係に勇気と自信がつく42のメソッド』相川充/猪刈恵美子・著

●ライター/*SARASA*(ママライター)

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