総額1000万円以上!? 幼稚園から高校卒業までにかかる子どもの学習費用

【ママからのご相談】
4歳の子どもがいるママです。専業主婦をしており、夫の収入で普通に暮らしていますが、子どもを中学校から私立に入れたいと考えています。現在あまり貯蓄が無く、今後どれくらい教育費が必要になってくるか知りたいのと、お金をどこに預けたら良いのかも教えて欲しいです。

a 高校を卒業するまでに、1000万円以上!

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの小澤美奈子です。ご相談いただきありがとうございます。

お子さんがまだ小さいと、これから必要となる教育費について、なかなかイメージが掴み辛いと思います。教育費の全体像を把握し、いざという時に、“支払うお金がない!”“無理矢理ローンを組む”といったことが無いよう、しっかりとプランを立てていきましょう。

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学習費総額をご存知ですか?

下の図は、文部科学省の平成24年度子どもの学習費調査によるもので、幼稚園から高校を卒業するまでの学習費の総額を表しています(学校教育費、学校給食費及び学校外活動費も含みます)。

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例えば、幼稚園は私立、小学校は公立、中学校は私立に入れた場合、高校卒業までにかかる費用の総額は1007万円になります(ケース5に該当)。高校を卒業するまでに、1000万円以上かかるという結果が出ています。

仮に、幼稚園のみ私立で、小学校から全て公立に入れた場合、総額は580万円になり、中学から私立に入れた場合の約半分で済みます(ケース2に該当)。その後、大学へ進むと、国公立や私立、理系や文系など選ぶ学校で大きく異なりますが、国公立の場合でも、4年間の学費だけで最低250万円が必要になります。

いかがでしょうか? 教育費の総額を把握することで、“結構かかる!”というイメージが掴めましたでしょうか。

教育費の備えはどれでする?

教育費の備えとしての代表的なもの3つご紹介します。

(1)学資保険、こども保険

これらは生命保険会社、損害保険会社、かんぽ生命(郵便局)などで販売されている商品です。商品によって内容が異なりますので、いくつか比較すると良いでしょう。

(2)銀行の積立預金

月々決まった額で、自動引き落としによる積立が可能です。昨今の低金利で、殖やすのは難しいかもしれませんが、確実に積立たいという方にはおすすめです。

(3)財形制度の利用

事業所を通して加入します。国が支援する、財産形成のための制度です。給与天引きができるため、確実な貯蓄が可能です。財形制度は全部で3種類あり、教育資金を目的とする場合は、『一般財形』を利用しますが、『財形住宅』『財形年金』などもあります。

実は大切。家計の見直し!

教育費の備えには様々な選択肢がありますが、いずれも貯蓄するお金があってこそです。ご相談者様のように、あまり貯蓄がないという方にとって、何よりも大切なことは、“家計の見直し”をすることではないでしょうか。余分なスマホ代は払っていませんか? 光熱費の無駄遣いはありませんか? 外食を頻繁に行っていませんか? 習い事にお金をかけ過ぎていませんか?

まずは家計全体を見直して、貯蓄額を増やすことから始めてみましょう。


幼稚園へ入園するまでなど、お子さんが小さい内はお金の貯め時です! “今余裕があるから”と安心せず、これから必要になるお金を把握し、“貯めグセ”をつけることをおすすめします。

【参考リンク】
平成24年度「子供の学習費調査」の結果について | 文部科学省(PDF)

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●ライター/小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)

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