2年経っても妊娠しない! 不妊治療をはじめる前に知っておきたいこと3つ

【女性からのご相談】
結婚して2年が経ちますが、子どもができません。先日、「結婚したらすぐ出来るものだと思っていた」と夫の両親から言われ、ショックを受けました。不妊治療も考えていますが、経済的な不安もあり、どうしたら良いのか分かりません。

a まず、不妊について、夫や家族にきちんと知ってもらう。

「結婚作家」池です。大変辛いお気持ちの中、ご相談してくださり、ありがとうございます。

不妊とは、健康な夫婦が、定期的且つ避妊をせず夫婦生活を続け、2年経っても妊娠に至らない状態を言います。

また、結婚1年目で妊娠する割合は80%、2年目では90%と言われています。

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結婚=出産ではない事実

結婚したら、当たり前のように、妊娠・出産するという考えでいる方が多いのではないでしょうか。しかし、実際には、6組に1組は不妊に苦しんでおり、何かしらの不妊治療を受けられている方は、50万人と推測されているそうです。

結婚=出産ではないこと、全ての女性が出産できる訳ではないということを、女性だけでなく、男性も知っておくべきです。

不妊は女性ではなく、男性に原因がある場合もあります。しかし、ご相談者様のように、舅、姑からの発言で、女性が傷ついてしまうケースが多くあります。

不妊についての知識を、出産を経験済みの方も、家族も、きちんと知ることが重要だと思います。

不妊には沢山の要因がありますが、晩婚化の影響で、晩産ということも考えられます。出産を考えた時に、リスクになる事柄や、不妊の原因になる要因を、しっかりと知っておくことも大切です。

早めに知識をつけることで、生活習慣や環境といった点にも目を向けやすくなるでしょう。

晩婚化、晩産によるリスク

日本の不妊治療は、「特異な状況」と言われているようです。体外受精は年間24万件。体外受精を受ける40歳以上の割合は、30%と非常に高くなっています。

年齢が高くなることで思うような成果が出ず、長期化してしまうケースも多いようです。長期化した場合、治療費が1000万円近い金額になる場合もあります。

もしかしたら不妊では? と考えた時、まずは、パートナーと一緒に検査に行ってみることです。

勇気が要ることではあります。しかし、相談できる医師との出逢いで、気持ちが救われる場合もあるのです。

「心」を考えた治療選択

不妊治療を行う場合、多くのストレスを感じます。周囲の声や、自分を責めてしまうことで、鬱状態を発症する方も少なくありません。

1人で思い悩むことのないよう、パートナーや家族がしっかりと支えてあげられる環境を作る必要があります。

そのためにはまず、周りの人間が、しっかりとした出産・不妊についての知識を持つこと、話し合うこと。そして、治療を一緒に考えられる信頼関係を築くことが重要です。

ライフスタイルや家族のライフサイクルを大切に、女性の心を守る治療の選択を願います。


少子化の今、出産への関心が高まる一方です。

しかし、その背景では、思い悩み、苦しい気持ちを感じている女性、夫婦がいるということを。また、多くの人々が出産を望んでいるということを、私達は知らなければいけません。

子どもを授かるという幸せは奇跡であり、心から喜ばなければいけないことなのです。

●ライター/池倫子(結婚作家)

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