いいこと尽くし! バイリンガル教育が日本語の学習能力向上にも影響する理由

【ママからのご相談】
1歳半の女の子の母です。バイリンガル教育に興味がありますが、あまり早い時期に英語教育を始めてしまうと、日本語の学習能力に影響が出ると聞きました。本当でしょうか。

a バイリンガルであることが、言語習得に於いてむしろプラスになる。

ご相談ありがとうございます。ママライターのbluegreyです。

もうすぐ2歳になる息子に、気軽に日本語に親しんで欲しいと始めた、しまじろうで有名な通信教育。

今年の4月号から付属のDVDに英語の副音声が加わりました。

そうしたことから、昨今の日本に於ける英語教育への関心の高さが伺え、今後ますます英語教育、バイリンガル教育への関心が高まっていくと予想しています。

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言語そのものへの理解能力を養う

バイリンガルに関する研究が盛んに行われているアメリカで、こんな研究が行われました。

英語とスペイン語のバイリンガルの子供たちを、学校では英語で学習し、家庭ではスペイン語で過ごすグループと、学校でも家庭でも2言語で過ごすグループに分けて考察したのです。

幼稚園までは、この2つのグループに一切差は見られませんでした。

しかし、小学校2年生から小学校最高学年までの、英語とスペイン語の読み書きテスト、全ての結果で後者のスコアが上回るという結果が出たのです。

そして、その差は、英語のみのモノリンガル(単一話者)との間では更に大きくなります。

つまり、2言語の仕組みの違いを、身を以て経験しているバイリンガルの子供たちは、言語そのものへの理解能力が優れているという、とても興味深い研究結果に至ったのです。

英語も学びながら生活することで、英語に一切触れずに育つ子供より、早くから英語能力が培われるのはもちろんのこと、日本語の学習能力にも差が出てくるということです。

違いを知ることで、それぞれの言葉の持つ特徴や違いに寛容になれる

まずは、お子さんの興味のある絵本から。その本に英語版があれば、買い求めてみるのも良いと思います。

DVDなどは、英語の副音声に切り替えられるものが多いので、とても便利です。

例えば、イギリスの「Cbeebies」という子供向けの教育チャンネルはラジオ放送もしているので、インターネットで受信してみるのも良いかもしれません。

また、普段の生活の中で、例えばお子さんがリンゴを指して「リンゴ!」と言えたら、「Yes, it’s an apple」と肯定しつつ答えてみる。

それを繰り返すことで、同じものを指して2通りの言い方があるということを、お子さんは自然に学んでいきます。


英語に触れることで、お子さんの世界が広がっていく様子を、親としても楽しみながら見守っていけたら良いですね。

【参考文献】
・『Raising a Bilingual Child(Living Language Series)』by Barbara Zurer Pearson

【関連コラム】
バイリンガル子育てのメリットとデメリット
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●ライター/bluegrey(ママライター)

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