貯金ゼロでも大丈夫? 30代の平均貯蓄額とバランスの良いお金の使い方

【ママからのご相談】
雑誌やテレビなどで、30代の家庭の平均貯蓄額を目にすると、とっても落ち込んでしまいます。毎日の生活がいっぱいいっぱいで、貯金もそんなにありません。将来もとっても不安です。このままでいいのでしょうか。

a 過ぎたるはおよばざるがごとし。

ご質問ありがとうございます。ファイナンシャルプランナーの木村由香里です。

落ち込む必要は全くありません。できることを今日から始めていきましょう。

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平均貯蓄額は偏った額になりがち

貯蓄額があまりにも多い人が混じると、平均額は高額貯蓄である世帯の金額に引き上げられてしまいます。具体例で見てみましょう。

貯蓄額が0、100万、120万、150万、200万、300万、3000万である7世帯があったとします。この場合の平均額は、約553万円になります。

一般的な家庭の貯蓄額を測るには、平均額ではなく「中央値」を見た方が現実的な値になります。

上記の例では、真ん中に位置する中央値は、150万円。平均値と中央値では、中央値の方が実感に近い金額になるかと思います。平均貯蓄額に振り回されないようにしましょう。

平成25年の金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」調査によると、全世帯の31%は貯蓄がゼロという結果でした。

依然として家計が厳しい現状がデータにも現れています。下を見て安心するのも危険ですが、上ばかり見て落ち込んでいても何も解決しませんから、前を向いていきましょう。

貯蓄があっても不安は消えない

ファイナンシャルプランナーとしてお伝えしたいことは、いくらたくさんの貯金があっても、将来の全ての不安が消え去ることはないということなのです。

貯金が趣味である人は、高齢になってからの精神疾患リスクが高いというデータもあります。

お金はバランスよく使ってこそ、健全な使い方なのです。

30代の伸び盛りな世代の方なら、年収の10%を貯蓄に、5%を自己投資に回して、ストック(貯めること)だけでなく、フロー(稼ぐ力)も意識しましょう。

稼ぐ力を育てていくと、貯蓄が少なくても、必要以上に不安になることはありません。

それに、稼ぐ力を養っていけば、貯蓄も後から追いついてきますよ。

お金の問題において、若さは最大の武器なのです。学ぶ時間、お金を育てる時間など、時間がたっぷりとあるのですから。

お金だけでなく、貴重な時間も浪費しないで、投資に回しましょう。

●ライター/木村由香里(ファイナンシャルプランナー)

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